近年では、実に多くの種類のキャットフードが市場にあふれています。一体どれを選べばよいのかお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「猫にはよいものを食べさせてあげたい。」そんな風に考える猫と一緒に暮らす皆さんに、気をつけたい添加物、そして無添加キャットフードの魅力をご紹介します。

そもそも添加物をなぜ入れるのか

ペットフードは、ペットがある一定の栄養素を摂取できるように工夫がされています。バランスのとれた栄養素を、長期間品質を維持したまま提供するために使用されているのが添加物です。

また、食欲を増進させるフレーバー、発色をよくする着色料など様々な添加物が存在します。

キャットフードに焦点を当ててみると、猫が体内で合成できないビタミン、ミネラルなどを添加しいているキャットフードは多く見られます

ご飯がおいしくなるんなら、ボクは添加物ウェルカムであります！（キリっ）

バカね、ゴロちゃん。添加物には危険なものも、たくさんあるのよ。
次をご覧なさい！

この添加物に注意！代表的な添加物一覧

添加物には非常にたくさんの種類がありますが、体に悪影響を及ぼす恐れのある添加物は少なくありません。添加物の表示には注意が必要です。

2009年6月より、愛玩動物用飼料の安全性の確保に関する法律が施行され、ペットフード製造業者は添加物を含むすべてに原材料を表記することが義務付けられました。

以下に危険な添加物の例を挙げます。

な、なんと！
ボク、、、やっぱり安全なご飯が食べたいであります…！

ボ、ボクも安全なご飯の方がいいよー。

無添加キャットフードのすすめ

私たち人間の間でも、無添加食品は注目されています。添加物が入っていない食品は、長期保存ができなかったり食欲をそそるような匂いが弱かったりしますが、やはり安全にはかえられません。特に、猫は体が小さいため、添加物を体内から排泄したり中和したりする能力が劣っています。しかし、無添加であれば安心です。

無添加のペットフードは、添加物によるごまかしができないために良い原材料が使われています。たとえば、人間が食べる食材と同じものを使用していたり、遺伝子組み換えをしていない食材を使ったりとこだわりがみられます。

無添加のキャットフードに変えてから、いつも機嫌がよく
穏やかな性格になったと感じる飼い主さんもいるみたいよ。

ボクも無添加フードで、よりお利口になった気がするであります！

・・・。

おわりに

キャットフードについて、添加物に焦点を当てご説明しました。添加物は長期保存や見た目の向上にはとても重要な役割を果たしてきましたが、それは大量生産の弊害ともいえるかもしれません。猫の健康を第一に考え、無添加キャットフードを選んでみてはいかがでしょうか。

ほんの10年くらい前までは、100円のスナック菓子は酸化を防止するためにアルミ袋に入れられ、不活化ガス充填されて販売されていたのに、1,000円のペットフードは紙袋に入れられ販売されていました。
そのため、強力な化学的抗酸化剤が使用されていました。
いまでは、ペットフードのパッケージもガスバリア性の高いものとなったので、天然の抗酸化剤でも鮮度を保てるようになったのです。