ダイエットフードと運動で成功させる!リバウンドしない猫のダイエット方法
家の中で暮らす猫は、運動量が少なく肥満になりやすいと言われています。
肥満になると、心臓や体重を支える関節への負担が増加し、健康を害する危険性が高くなります。猫に健康で長生きしてもらうためには、肥満にならないよう私たちがケアしてあげなくてはなりません。
また、すでに肥満状態になる猫に対してはダイエットが必要となります。ただし、健康のためのダイエットも、適切な方法を守って行わなければ、無理な食事療法やリバウンドによって猫の体に更なる負担を与えかねません。
そこで今回は、リバウンドしにくい猫のダイエット方法についてご紹介します。
私たち同じご飯を食べているのに、どうしてゴロちゃんだけ太るのか不思議よ。
食事によるダイエット
食事による摂取カロリーが日々の消費カロリーより下回れば、猫も人間も自然と痩せていきます。そのため、ダイエットを実施する場合は、猫の食事内容を見直すことから始めましょう。
【食事によるダイエットのポイント1】食事の量をしっかり量る
猫の健康を維持するためには、与えるフードの量を徐々に減らしていくことが大切です。猫に必要なカロリーを計算し、それに見合う食事量をしっかりと量りましょう。
【食事によるダイエットのポイント2】決まった時間に食事を与える
食事の時間をきっちり決めることも、ダイエットにおいて効果的です。
1日に2回もしくは3回の範囲で、食事の回数と与える時間を決めると良いと言われています。ダイエット中は計算した摂取カロリーを上回るおやつを与えることは控えましょう。
また、ダイエット中でも水分の摂取は大切です。お水はいつでも飲めるように用意しておいてあげましょう。
【食事によるダイエットのポイント3】ダイエットフードの選び方
ダイエットフードへの切り替えを行えば、ダイエット中でも食事量を極端に減らすことなく、猫に栄養バランスのとれた食事を与えることができます。
ダイエットフードには、繊維質が多く含まれ脂肪分が少ないものが適しているとされています。市販のダイエットフードには、ドライフードとウェットフードの両方のタイプがあるため、猫の好みに合わせて選びましょう。
運動によるダイエット
消費カロリーを増やすためには、もちろん運動が欠かせません。
肥満状態の猫は動くこと自体が大変になるため、自分から運動することが少なくなってしまいます。そのため、できるだけ猫が運動する機会が増えるよう、私たちが上手に遊びに誘ってあげることが大切です。
【運動によるダイエットのポイント1】上下運動をさせる
ダイエットには上下運動が効果的です。キャットタワーや家の階段を利用して、上下に動きまわってくれるように誘導しましょう。
キャットタワーの上でおもちゃを使って気をひいてみたり、あるいは階段からボールを転がしてみたりすると、猫は興味をそそられ一緒に遊んでくれます。猫の好奇心をくすぐりながら、日々に運動が楽しくなるようにさまざまな工夫を凝らしましょう。
【運動によるダイエットのポイント2】短い時間で1日数回行う
猫は「飽きっぽい」動物でもあります。そのため、たとえ好きなおもちゃでも長時間興味を持ち続けることはできません。
猫と遊ぶ時間は1回につき15分程度が適しています。短く切り上げる代わりに、1日に数回一緒に遊んであげましょう。回数を増やすことでカロリー消費を促進することができます。
ムーの理想は1日15分を3セットくらいかしらね。
おわりに
猫のダイエットについて、食事と運動の両目から効果的とされる方法をご紹介しました。
肥満は健康の大敵です。私たちも猫と共に意思を強く持ち、猫が欲しがるたびに食べ物をあたえることはやめ、ダイエットが成功するよう頑張りましょう。