猫に手作りご飯を!トッピングで簡単手作りキャットフードレシピ
猫がいつものようにご飯を食べていないと、心配になってしまいますよね。食欲の減退は健康上の問題である場合も考えられますが、同じキャットフードばかりの食事に飽きていることも考えられます。
人間が毎日同じ料理ばかりを食べていると飽きてしまうように、猫も毎日同じキャットフードに飽きている場合も。猫に毎日喜んでご飯を食べてもらうには、キャットフードを手作りするなどし、工夫を凝らすことも大切です。
しかし、キャットフードを手作りするのは、なかなか大変なものです。そこで今回は、簡単な手作りキャットフードのトッピングレシピをご紹介します。猫の健康と楽しい食事のために、ぜひ参考にしてください。
かつおぶしやウェットフードで食欲増進
まずは普段のキャットフードの上に、簡単なトッピングをすることからスタートしましょう。
市販のキャットフードからいきなり手作りキャットフードに切り替えてしまうと、今までの食事と見た目が違うためか、一口も食べてくれないことも。少しずつ手作りキャットフードの割合を増やしていくことで、猫も食生活の変化に対応しやすくなります。
最も簡単なレシピは、かつおぶしなどの猫の好物をトッピングしてあげる方法です。香りづけをすることで食欲増進が見込めます。少量ふりかけるだけ食いつきに違いが出る猫も多いので、ぜひやってみましょう。
ドライキャットフードの上に、フレークタイプのウェットキャットフードをトッピングしてあげる方法もおすすめです。素材そのものの香りや味わいが強いため、ドライフードだけの食事よりも猫を引き寄せ、水分補給にもなります。いつものフードに猫が飽きている様子であれば、ぜひ一度試してみてください。
お肉やお魚を少量ずつトッピング
続いてご紹介するのは、肉・魚などの食材を使ったトッピングです。細かくみじん切りにして、少量ずつ普段のフードに混ぜるのがコツです。最初はほんのひとつまみ程度を混ぜることから始め、少しずつトッピングの量を増やしていきましょう。
トッピングする食材は、肉、レバーなどの内臓肉、魚、ゆで卵、チーズなど好みに応じてバリエーション豊富に、お刺身なら生のままでもOKです。
食材選びでは、猫が食べると毒になる食材を絶対に選ばないように注意が必要です。猫に食べさせてはいけない食材として、「ねぎ、タマネギ、ニラなどのネギ類の野菜」、「アボカド」、「チョコレート」、「ぶどう、レーズン」、などが挙げられます。これらのNG食材を猫が食べてしまうと、貧血を起こしたり嘔吐をしたりすることがあります。猫の身体に害を及ぼすため、絶対に与えないようにしましょう。
加熱してあげれば大丈夫なのよ。
手作りフードは週に1回ほどで大丈夫
人間に食べ物の好き嫌いがあるように、猫にも好き嫌いや体に合う食材・合わない食材があります。手作りフードやトッピングを与える場合も、何種類かを試して猫の好みや体質に合ったものを与えることが大切です。
また、「毎日の食事を手作りフードにして栄養満点に!」と気負いすぎずに、総合栄養食のキャットフードで栄養バランスを取ることを第一にしましょう。食事に急激な変化が起こると、猫も体調を崩しかねません。
総合栄養食のキャットフードと同じだけの栄養を手作りフードだけで取るのは、非常に難しいことです。まずはキャットフードをメインのご飯にして、手作りフードは週に1回程度与えましょう。食欲増進や栄養補助という感覚で、トッピングや手作りキャットフードを作る側も楽しむことから織り交ぜていってください。
おわりに
普段の食事に簡単なトッピングをするだけで、猫の食欲を回復させることができます。猫の体調やご機嫌の変化をよく観察し、安心して美味しくご飯が食べられるように工夫してあげましょう。
ボクだって毎日毎日同じご飯ばっかりだと飽きちゃうであります!