猫の好きな食べ物は?猫の好物を押さえて、フードを上手に切り替えよう!
最近では、猫の健康を考えて年齢や病気に応じた食事を用意するという方も増えてきました。しかし、慣れ親しんだ食事を他のものに切り替えてしまうと、あまり食べなくなってしまうこともあります。
そこで今回は猫の好む食べ物と、フードを切り替える際のポイントをご紹介します。猫の好物をしっかりと押さえた上で、上手にフードを切り替えましょう。
猫の好物
フードを切り替える際には猫が好む味を把握しておくことが大切です。猫の好物は個体によってさまざまで、純血種と雑種で好みが分かれる傾向もあるといわれています。フードの味が猫の好みに合致すれば、当然ながら食いつきも良くなります。ここでは、一般的に猫が好むといわれている3つの食材をご紹介します。
お魚
昔から「猫と言えば魚」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、やはり魚好きの猫は多いようです。一口に魚と言ってもその種類は様々で、特にマグロやカツオを利用したフードは、多くの猫の好まれている人気商品です。普段食べているお魚の味に飽きてきた猫には、別の魚を使用したものを与えてみるのもいいかもしれません。
お肉
肉食系の猫は、魚だけでなく肉ももちろん大好物です。市販のフードの中には鶏のササミを使用したものが多く見られます。その他にも牛肉や豚肉、更には羊や鹿肉、馬、ラビットなどを原材料に作られたものもありますので、猫の好みを探る際に、選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
チーズ
チーズもまた猫の代表的な好物の1つです。チーズを好む猫は、赤ちゃんの頃に飲んでいたお母さんのお乳の味を思い出しているのではないでしょうか。おやつのイメージが強いですが、市販されているフードの中にも、チーズが含まれているものが多々あります。普段食べているお魚・お肉と組み合わせて作られている物を与えれば、猫が喜んで食いつくかもしれません。
フードの切り替え方
猫の好みを把握することが出来たら、いよいよ切り替えを始めましょう。
猫は子猫、成猫、シニア猫と、成長段階に合わせてフードを切り替えていく場合もあります。他にも猫が何らかの病気を発症した場合や、普段与えている食事を急に食べなくなってしまった場合には、フードの切り替えが必要となることもあるでしょう。しかしこのような状況になったときに、焦っていきなりフードを違うものへ切り替えてしまうと、猫がフードを食べなくなってしまうだけでなく、場合によっては嘔吐や下痢などの体調不良を引き起こしてしまう可能性もあります。そのため、フードを切り替える際には、少しずつ猫を慣れさせていくことが大切です。
与えてね。そしてその翌日には新しいフードの割合を20%へ増やすのよ。
それ以降も1日10%ずつ新しいフードの割合を増やしていって、10日で100%
フードの切り替えが完了するようなペースがおすすめ。
切り替えてね。
ふりかけやトッピングを上手に活用
新しいフードの食い付きがあまり良くない場合には、猫用のふりかけやトッピングを活用するのも一つの手です。与えようとしているフードに猫がどうしても口をつけないようなときには、先ほどご紹介したような食材を使用したふりかけやトッピングを少し加えてみるのもいいかもしれません。味だけでなくフードのに匂いにもアクセントが加わるので、今まで見向きもしなかったようなフードにも、猫が興味を示してくれる可能性があります。
おわりに
好き嫌いがはっきりしている猫が多いため、フードを切り替える際には手を焼く方も多いと思います。しかし猫が新しいフードを食べないからといって、すぐにあれやこれやと別のものを与えてはいけません。気に入らないフードが出されたときには、食べずにいれば他のフードがもらえると猫が勘違いしてしまいます。
猫の健康のためにも、心を鬼にしてフードの切り替えを成功させましょう。
ちなみに、この赤身とか白身っていうのは筋肉の色。
遠くまで泳ぐ魚の筋肉は赤く、近海を泳ぐ魚の筋肉は白いのよ。