こんにちは、
スタッフのマエダです。

先日、
我が家のメンズ、
ゴローの紳士的な一面が
垣間見える出来事がありました。

それは、
とある週末の出来事。

ナナが廊下の真ん中で
行き倒れているように寝ていたので

“ナナー、
　廊下はひんやりしてるね～。”

なんて、声をかけつつ
ナナをまたいでトイレに向かいました。

すると、
なんの拍子でスイッチがはいったのか
わかりませんが

「あ、抱っこ！」

と、急に盛り上がったナナさん。

私がトイレに入っていると
扉の下の隙間に手を入れ
ガシガシガシ！
と前足で扉をひっかけながら

「ナー！（抱っこ！）
　ナー！（抱っこ！）」

と、訴えてくるではありませんか。

“ナナー、ちょっと待って～！”

と、声をかけたのですが
これが悪循環を招く事態に。

私の声に反応したナナが、

「ナー！
　（やっぱ、おばちゃん、
　　ここにいる～！
　　あたち、知ってるんだから～！
　　抱っこー！抱っこー！
　　今すぐ抱っこぉー！）」

と、さらにエキサイティング。

このままだと、
ドアも痛みそうだし、
なにより、ナナの情熱的なおねだりを
無下にするわけにはいかぬ・・・。

マエダ苦渋の決断。

トイレのドアをオープン！！

すると、
目をキラキラさせたナナが
トイレに入ってきて私を見つめ

「ナー！（抱っこ！）」

“ナナー、
　今、おばちゃん立て込んでいるんだよ～。”

なんて、
ドアを開けたものの
抱っこできる状況ではないため
ナナを諭していると、
ナナの背後から現れたのは
何事にも好奇心旺盛な
我が家のリーダー、ゴローさん。

ゴローさんは
どこでも、なんにでも
スリスリする性質をお持ちです。

そんなゴローが
トイレに入ってきちゃったら・・・！！

“ゴロー、だめだよ、
　トイレには入ってこないで～！”

ナナを諭しながら
ゴローを制する
取り込み中のマエダ。

世界はとっても広いのに
我が家の狭いトイレはとっても
カオスな状態に。

なんとか扉を閉めようとしましたが
グイグイくるゴローの胴体が挟まって
扉は閉まりません。

“ダメダメ、ゴロー。
　これ以上、入ってこないで～！”

そんな攻防を続けていると、
どうしたことか、ゴローさん。

目を真ん丸にし、
急に真顔になって

「ニャン！」と一言、発した後、
踵（肉球）を返しスタスタと
去っていくではありませんか。

もしかして、

「ん？なんでありますか？
　ここは女子トイレなのでありますか？
　紳士たるボクちんらしからぬ
　行動でありましたね。
　失礼したであります。」

ということでは
な・い・で・しょ～か！

さっすが、ゴロー、
ジェントルメェ～ン！！

そして、
ゴローの声で
背後にゴローがいたことに
気が付いたナナは

「気持ち悪いおじちゃんが
　後ろにいたの！？危険！」

とばかりに、
トイレから去って行きました。

もしかして、
ゴローがグイグイ
トイレに入ってこようとしたのも
自らの気持ち悪い行動で
ナナをトイレから退出させようとした
ゴローの思いやり！？

ゴローの思いやりに気が付かず
ドアでゴローの体を挟もうとして
ごめんよー！

なにはともあれ、
ゴローの紳士的な配慮から
危機を脱することができたマエダ。

ムーから八つ当たりされても、
ナナから気持ち悪いおじちゃんと言われても
やっぱりゴローは
我が家の頼れるリーダーです！

いつもありがとう、コロピー♪