こんにちは、
スタッフのマエダです。

「ピンポーン」と
インターフォンが鳴ると
我先に、我先に！と一斉に駆けて
寝室に隠れてしまうゴロムーナナ。

ナナは、
我が家に来た頃は来客があっても
「あたちを抱っこしに来たの？」と、
隠れることなく、そばにくる
人懐っこい子でした。

だけど、
来客があると警戒する
ゴロムーの反応に影響を受けたみたい。

今では、
インターフォンが鳴ると
普段は走らないナナが
誰よりも早く寝室に隠れ、
時には、テレビのインターフォンの
音にも反応して、ひとりで警戒するほど。
（ゴロムーは
　テレビと本物のインターフォンの音は
　区別がつきます。）


そんな我が家に、
ケーブルテレビの調整のため、
営業さんがやってきた時のこと。

「ピンポーン」と、
インターフォンが鳴った途端、
やはり、一斉に寝室に隠れる
ゴロムーナナ。

しかし、
玄関まで営業さんを迎えに行き
リビングまでお通ししたら、
寝室に隠れたはずのゴローが
恐る恐るではありますが
リビングまで出てきて、
様子を伺っているではありませんか。

“ゴロー、
　大丈夫だよ、隠れてなさい。”

と声をかけ、寝室に促すと

「ムムっ、
　一先ず、お任せするであります！」

と、いったん寝室に退避。

このところ、
たまにゴローは、こんな風に
少し男らしい行動をとるのです。

そして、
プラン変更などの説明を受けていると、
ときおり、リビングに現れるゴロー。

現れては戻り、
現れては戻りを繰り返し、
初めは警戒しながらリビングの様子を
うかがっていたゴロー。

何度か繰り返しているうちに
ゴローは自身の記憶の改ざんに
成功したようです。

「・・・この人は、
　知っている人であります！
　いつもいる人でありました！」
　（知っているはずはないし、
　　いつもいません。）

なんと、
怖がりのゴローが警戒を解き、
リビングでご飯を食べ始めたりと
普段通りの振る舞いを始めたでは
ありませんか。

そして、
少しくつろいだ後、
一旦、寝室に戻ったゴロー。

しばらくすると
どうしたことかナナを引き連れて
リビングに・・・。

“なに、この2人・・・？”

ゴローに連れられて、
リビングに現れたナナはというと、
恐れることなく営業さんの側により
クンクンと匂いを嗅いで調査開始。

その調査の結果は・・・。

「本当だ。
　気持ち悪いおじちゃん（ゴロー）の
　言うとおり、いつもいる人だと思う～。」
（いつもいません。初めましてです。）

警戒心を解いて、
お気に入りのクッションの上で
くつろぎだすナナ。

“・・・なに、この2人？”

元々、
来客に対して警戒心の強かった
ゴローの変化にも驚きですが、
ゴローの様子を見て、
安心して寝室から出てきた
ナナにも驚きです。

やっぱり、
ゴローって頼りになる家主？

思いもよらぬ
ゴローとナナの行動。

・・・そして
変わらず警戒心MAXを維持したムー。
（「いつもいる人なわけないじゃん！」
と、ムーはちゃんとわかっているのでしょう。）


個性がはっきりしている猫。

だから、
この子はこういう性格だ、と
決めつけてしまいがちですが、
いつも、思わぬ行動で驚かせ、
楽しませてくれるゴロムーナナ。

最近、
ムーもナナのまねをしてか
寝転んでいる私のお腹に乗ってきて
そのまま寝転ぶことも♪
（これは、
　今度お話させていただきたいです！）

猫って、
本当にファンタジーでかわいいです。