スタッフブログ★2019.11.29「謎だらけの猫の体」

こんにちは、
スタッフのミライです。

猫の体って、本当に
不思議だらけですよね。

昨日、私はいつものように
王子にプロレスを挑まれたので、
勇猛果敢にガブリガブリ、ケリケリと
凄まじい勢いのラッシュを仕掛けてくる
王子に対して

「いいパンチだ！」
「いい蹴りだね！鋭い！」などと
ワザの一つ一つに
コメントを言いながら楽しく
(生傷を負いつつ)応じていたのですが、
それまで必死で私の腕に
かじりついていた王子が
ある時急に

ピタァ……。と

動きを止め、
周囲をきょろきょろし始めます。

先ほどまでが激しい「動」の
一面だったとしたら
こたびは明鏡止水の境地、
さしずめ凪のように固まりました。

静の体勢になってしばらくした後、
「ププププッ…」と声を上げつつ
そろりそろりとキッチンの方へ
向かっていくではありませんか！

王子が向かった先は、
キッチンの更に奥。
王子の目の前には
もはや壁しかありません。

ふと、よく目を凝らすと
私のちょうど腰くらいの高さの位置に
小さい小さい、クモ。
(苦手な方、ごめんなさい)

「にゃっぷ」と
不思議な鳴き声を上げたかと思えば、
にゅるんと王子がそれまでの
まるっとしたフォルムから変身！
体を伸ばしてクモに
肉薄するではありませんか！

普段からは想像できないくらいの
伸びっぷりに思わずカメラを
向けると、そこには
胴長の何ともいえない
オコジョのような生き物が……。

ダ、ダレデスカー？

猫を抱き上げるときも
思うのですが、猫ってどうして
あんなに伸縮自在なんでしょうか。

伸びたりコンパクトになったり。
それから、どこにいても
遊んでいても虫の気配に
はっと気がつくのも不思議です。

こんな風に、謎だらけだからこそ
毎日飽きないのが
猫の魅力なんですよね。

あ、そうそう。
結局クモさんは
王子にいじめられる前に
何食わぬ顔で私が逃がしました。