こんにちは、
スタッフのマエダです。

消化器の炎症を起こしていたナナ。

具合もすっかり良くなったのですが
一応、もうしばらく様子見中です。
（動物病院から指導される様子見期間って
　結構、長いんですね。）

そんな様子見の期間中、
ナナの治療のため、
我が家に起こった変化に対して
ゴローが巻き起こす迷惑な行動に
振り回されています。

◎迷惑その1

症状もだいぶ落ち着いたことから、
ナナの主食がお湯でふやかした
ドライフードから
すり鉢で砕いたドライフードに変更。

朝から10分くらいかけて
すり鉢を使いドライフードを
砕いているのですが、
この砕いたご飯がゴローからも人気。

ゴローは
砕いてないドライフードではなく、
ナナ用に細かく砕いたドライフードを
食べることもしばしば。

「おや！？こんなところに
　カリカリではない
　コナゴナがあるでありますねぇ～。

　どれどれ、
　ぶふぅ～、
　味は同じでありますが
　独特の舌触りが美味でありますねぇ～。」

と、おいしそうに食べ、
ナナの分まで平らげてしまうことも。

（ムーは砕いたドライフードに対して
　無関心。）

そのため、
なぜだか、ゴローの分も加味した量を
すり鉢で細かくするという
日々が続いています。

ゴローは
ナナの倍近くの体格のため、
すりつぶしご飯も3倍の量を
用意しなければならず、
時間も3倍かかっています。
（朝から30分かけて
　ドライフードを砕いています。）

ゴローは健康だから
ドライフードを食べても問題ないのに、
どうして私はゴローのドライフードも
すりつぶしているのだろう、という疑問が
頭をよぎることもありますが、
これも広義にとらえると
ナナの治療につながるのだと言い聞かせ
できるだけ、無心ですりつぶすように
しています。

◎迷惑その2

私の在宅時は、
ゴロムー用のドライフードは
テーブルの上に出しています。
（ジャンプが苦手なナナは
　テーブルの上にあまり乗らないため。）

先日、
ナナがリビングのテーブルに乗って
ゴロムー用のドライフード
（すりつぶしていないやつ）を
食べようとしていたので、
素早くかすめ取り、
テーブルの上にドライフードを
数粒並べ、一粒ずつゆっくりと
ドライフードを食べてもらいました。

しかし、
ここで私はうっかりミスを
おかしてしまったのです。

ナナが
一粒ずつゆっくり食べて
吐き戻しもしなかったため、
ちょっと浮かれてしまい、
その後、ゴロムー用のドライフードを
テーブルの上に戻すのを
忘れてしまったのです。

それからしばらくは
静かに時間が流れていったのですが、
突如、ガシャン、ガシャン！と
リビングに鳴り響く音。

ゴローが
隠したドライフードの捜索を
始めたのです。

“あ、ごめん、ゴロー！
　フードボウル出すの忘れてた！”


ドライフードの入った
フードボウルを出すために、
ゴローを棚の前から移動させようと
思った瞬間！

＼＼ガッシャーン／／

けたたましい音とともに
ひっくり返るドライフードの入った
フードボウル！

部屋中に
ドライフードが
激しく散乱してしまいました。

・・・やっぱりこうなったか。

ゴローが捜索し始めたことに
気が付いたときからこうなる予感は
していたのです。

だって、ゴローは
嵐を呼ぶ男ですから・・・。

ガックリと肩を落とす私と
大きな音にビックリして
一旦その場から離れたものの
キョトンと私を見つめてくるゴロー。

さてさて、
こんなことは慣れっこです。
気を取り直して、

“ゴローごめんね、
　ドライフードを
　出してなかったもんね。”

と、
フードボウルに新しいフードを出して、
ゴローの前にフードボウルを
差し出しました。

だけどゴローは、
クンクンクンと鼻を近づけるだけで、
ひと口も食べずに退散するでは
ないですか。

・・・なぜだっっっ！

だったらどうして
フードボウルを捜索し、
ドライフードを部屋中にぶちまけたのか。

ただ、
いつもあるものが
いつもの場所になかったから
捜索しただけなのでしょうか。

まったく。
ゴローってば
本当に迷惑な男。

どうしてゴローは
こんなに迷惑なのだろうか。

不思議です。

だけど、
ゴローの迷惑行為を
待ってましたとばかりに
ちょっと楽しみにもしている私。

迷惑行為が多いゴローですが、
そんなところも含めて
とってもかわいいんです。

猫ってどうしてこんなに
かわいいのでしょうね。

不思議です。