こんにちは
スタッフのマエダです。

毎日のようにムーに近づき、
毛繕いしては、しつこすぎるためか
「シャー！」と言われている
ゴロー。

「シャー」と言われるのに
それでも、毎日近づいて
ムーの毛繕いを試みようとするゴローは
猫界の金八先生なのか、メンタルが強いのか、
鈍感なのか、はたまた・・・。

なんて思っていたのですが、
どうやらゴローとムーには
独自の信頼関係があるよう。

それが明らかになったのは
先日、私が洗顔をした後のこと。

その日のゴローは
私が起きると共に
やる気を発動させ、
私の後をついてきて、
あちこちにスリスリをしながら
パトロール。

（やる気があるときのゴローさんは
　尻尾をピーンとたてて
　あちこちにスリスリをして周ります。
　ディナーショーの時の人気歌手の
　握手みたいな感じ。←私の勝手なイメージです。）

私が顔を洗うために
洗面台に向かうと
一緒にやってきて
スリスリと自分のにおいを擦り付けて
パトロール。

洗顔も終了し、
後ろを振り返ると
ゴローの姿がなかったので、
先に出たかなと思い、
私も洗面所を退出。

天気予報を確認しながら
朝の準備を進めていると、
どこからか何やらガサガサ、ゴツゴツ、
といった、あまり聞きなれない音が
どこからか発せられています。

音のする方向に目を向けると
そこは、私がさっき扉を閉めて
出てきた洗面所。

洗面所の扉の前で、
ムーが何やらガサガサやっているのです。

ムーちゃん、どうしたの？
と不思議に思い、ムーが何をしているのか
確認するために立ち上がった時、
ちょっと思い当たることが。

あれ？もしかして・・・。

洗面所に向かうと、
ムーが私に

「ニャァ～ン。」

と何か訴えてきます。

“ムーちゃん、どうしたの？”

と、
扉を開けると、扉の向こうから
飛び出してくるゴローさん。

そうです。

先ほどの洗顔時、
洗面所にゴローが残っていたことに気が付かず
私は扉を閉めて、閉じ込めてしまったのです。

そして、
私は全く気が付かなかった
ゴローのヘルプに
いち早く気が付いたムー。

いつもは
ゴローに「シャー！」と
八つ当たりや恫喝しているムーが
なんと！！ゴローを救出しようと、
扉と格闘していたのです。

＼なんって美しい兄妹愛／

・・・なのか。

もしかして、ムーは

「ヘイヘイ！お兄ーちゃん♪
　そんなところで何してるの？
　もしかして、閉じ込められちゃったわけぇ～？」

と、ここぞとばかりに
ゴローをあおっていただけ
だったりして・・・。

（・・・あり得る。）

やっぱり、
ゴローとムーは
そんなに仲良くないんじゃ・・・。

なんてお思いの方！

だけど、
極たまぁ～に、ムーがゴローのことを
毛繕いしている様子を見かけることも
あるんですよ。

ゴローとムーは
仲が悪いわけではなく、
ムーのことが大好きなゴロー。

対して、
ゴローの愛情の上にあぐらをかいて、
ゴローにわがままを言っているムーちゃん、
ってことなんでしょうかね。

ムーちゃん、
ゴローが優しい金八先生で、
かつ、鈍感なお兄ちゃんで
本当によかったね。

本当に
ムーは私にだけではなく
ゴローに対しても甘え下手。

そんなムーの性格を知ってか知らずか
いつもムーのことが大好きなゴロー。

なんだかんだ言って
仲良し兄妹なのかも。