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2022.02.18

スタッフブログ★2022.02.18「おだいり様になった王子」

スタッフブログ★2022.02.18「おだいり様になった王子」

こんにちは、
スタッフのミライです。

暦の上での
春の訪れ「立春」も過ぎ、
そろそろ春らしい気候がやってくる頃。

小さなころはこの時期になると
ひな人形を出して、
付属品の「ひなまつり」の
歌が流れるオルゴールのねじを
必要以上に回しては
ややアップテンポなひなまつりを
聞いていたものです。

(オルゴールってねじを
たくさん回すと少しだけ
アップテンポになりますよね)

……なんてことを思い出していたら
母が久しぶりにひな人形を
出していました。

我が家では王子が来てから
ひな人形やら何やら
飾り物系はいつの間にか
出さなくなっていたのですが、
「王子もさすがにいい歳。
さすがに悪さはしないでしょ」と
再登場の運びとなったのでした。

しかし本当に
思うようにはならないものです。

ことはひな人形を出している途中に
発生しました。

ひな人形のベースを用意し、
屏風を立てて、少し目を離した隙に…

なるほど、そう来たか…
ひな人形が鎮座しているべき
位置に王子がごろーん。と
伸びているではありませんか。

それはそれは気持ちよさそうに。

そして屏風も畳も
王子に合わせたような
ジャストサイズ。

あまりにもピッタリすぎて
ひな人形のための台座なのか、
王子のための台座なのか
一瞬混乱しかけました。

(あまりにも自然にそこにいたので
思わず写真撮影。)

「僕も王子だし、
何の問題もないはずなのだ。
ほーらぴったりサイズなのだ」という
王子なりの自己主張だったのかも
しれません。

いや、ダメですよ。
私の年代物のひな人形が
毛まみれになっちゃいますから。

まさか王子自ら
ひな人形の代役を買って出るとは…。

その名に違わぬ自覚が
芽生えたのかも、と
勘違いしかけましたが
きっと畳が気持ち良さそうに
見えただけでしょう。

ともあれ、ひな祭りまで
王子が「そこをどけなのだ」と
お内裏さまとお雛さま相手に
クーデターを起こさないように
気を付けて見張らねばなりません。

▽台座にピッタリサイズの王子

「この台座はボクにピッタリサイズなのだ。ボクのための台座なのだ。」

「この台座はボクにピッタリサイズなのだ。ボクのための台座なのだ。」