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2022.07.12

スタッフブログ★2022.07.12「ゴローの本当の気持ちとは...」

スタッフブログ★2022.07.12「ゴローの本当の気持ちとは...」

こんにちは、
スタッフのマエダです。

何か要望があると
「ニャァ~ン。」
と、一言唱えるだけで
全ての希望を叶えようとする
ムー。

「ニャァ~ン
(ねぇ、マエダァ~♪
 このカリカリの上に
 お魚の香りのする
 なんかフワっとしたやつ
 かけてよぉ~♪)。」

 ⇒ マグロ花削りかけてよ、
   ってことです。

そんなムーに反して、
ゴローはおねだりということを
ほとんどと言っていいほど
しない男。

ゴローは
ご飯を食べたくなると
3ヵ所に分けて置いてある
フードボウルを回り
その中で、その時の気分のご飯の
食べ歩きを楽しんでいます。

その中に
自分の気分に合うご飯がないと
何も食べないで、そのまま帰ったり、
まぁまぁのご飯を食べたりしている
ようです。

そんなゴローのことを私は、

「男はおねだりなんて
 しないのであります!
 欲しいものは
 おねだりではなく
 自分の手で勝ち取るのであります!」

という、
男らしい振る舞いだと
思っていました。

だけど、
その解釈は違っていたかもしれません。

最近、
私はゴローの思考の真理に
辿り着いてしまったかも。

ゴローの思考の真理。

それは、
ゴローは私がご飯を管理していることに
気が付いていない説!

(一緒に暮らして10年半経ちます。)

だから、
私に要望を伝えれば
好みのご飯が出てくるかもしれないとは
これっぽっちも思っていないのです。

そんな、バカな~。

と、お思いでしょう?

私も、
またまた大胆な仮説だなー、
なんて思ったのですが、
ゴローの様子を観察していると
遠からず、かも。

だって、
ムーちゃんの

「ニャァ~ン
(ねぇ、マエダァ~♪
 私ねぇ~、
 生のささみ肉みたいにおいしいけど、
 常温保存できるあのオヤツが
 食べたぁ~い♪)」

 ⇒ ササミのフリーズドライが
   食べたいってことです。

という
おねだりが叶って、
ムーにオヤツをあげていると、
リビングに現れるゴロー。

「ややっ!
 その皿の中に
 グルメなムーちゃんも夢中になる
 おいしいのがあるでありますね!?」

とばかりに、
ゴローはムーの後ろで順番待ちをします。

だから、私は

“ゴロー、
 こっちのお皿に
 ゴローの分を出してあげるよ~♪”

と、オヤツの袋をカサカサとさせて
ゴローを呼びよせようとするのですが、
ゴローは私の呼びかけを無視。

ひたすら、

「このお皿に
 グルメなムーちゃんも夢中になる
 極上のオヤツが入っているのであります!」

とばかりに、
ムーの後ろで
順番待ちをしています。

“だからー、
 それと同じやつ、
 こっちのお皿に出してあげるから、
 こっちにおいで~♪”

と、ゴローに呼びかけるのですが、
ゴローは私の方を見向きもせず。

そして、
ムーが食べ終わって
ゴローの順番になるのですが、
そのお皿には、もちろんオヤツは
残っておらず。

いつものドライフードしか
入っていないのに、

「さすが、極上でありますねぇ~♪
 これは特別なカリカリでありますねぇ~♪」

とばかりに
いつものカリカリを
おいしそうに食べるのです。

ゴロー・・・(涙)。

そして、
私が別の皿に
オヤツを出そうとしているのに
気が付いたムーが

「ニャァ~ン
(おかわりくれるの?
 ありがとぉ~♪)」

と、駆け寄ってくるのです。

だから、
ムーちゃんに少しだけ
おかわりをあげて。

ゴローが夢中で食べている隙間から
フリーズドライのササミを
お皿の上にのせてあげると

「ややっ!
 こんなところに違う味の
 おいしいの大発見であります!」

と、おいしそうに食べてくれます。

ゴロー・・・(涙)。


ゴローにとって
ご飯は、いつの間にか増えているもの。

秋が来たら
森にどんぐりが転がるように、
食べ歩きを楽しみにリビングに出れば
いつの間にか、お皿のご飯が増えていると
考えているようです。

だからゴローは
私におねだりをしてこないのだと
思います。

これほどまでに
ゴローは鈍感なのかと、驚き。

しかし、
この仮説が正しければ、
私の帰宅時にダッシュで玄関までやってきて
お出迎えしてくれるのは、
私の帰りがうれいしいから。

⇒ ご飯の時間がうれしいのではなく
  私の帰宅が、ただうれしい!!

ということにも
なるのではないでしょうか!

驚くほど鈍感なゴローですが、
ゴローの鈍感さを理解して
本当の気持ちに辿り着くと
事件を解決した名探偵のような
気分にもなれます。

まだまだ
仮説の段階だから、
これからもっと気持ちがわかるように
仲良くしようね♪

(だけど、
 この仮説が当たっていた場合、
 私がご飯を管理していると気が付いたら
 ゴロー、相当ビックリするんだろうな♪)