• 読み物/ブログ
  • スタッフブログ

2022.08.02

スタッフブログ★2022.08.02「指から変な匂いがするであります!」

スタッフブログ★2022.08.02「指から変な匂いがするであります!」

こんにちは、
スタッフのマエダです。

先日、外出先からの帰宅時、
あと数歩で我が家の玄関、 というタイミングで
首に虫が止まった感触が。

素早く払いのけた瞬間、
ポワ~ンと広がる嫌な香り。

そうです、
私が払いのけたのは
カメムシだったのであります。

指の先から
プゥ~~~~~ン。

あぁぁぁ~、
指から変な匂いがするよ~。

急いで帰宅し
まずは荷物を置いてから
手を洗おうとしていたら、
私のそばに駆けつけてくれたのは
ゴローさん。

“ねぇねぇ、ゴロー、
 私の指から変な匂いがするんだよ~(涙)。”

と、ゴローと一緒に
この事態を分かち合おうと、
ゴローの鼻先に私の指を伸ばしたら。

いつも前に進むことしか
考えていないゴローさんが
なんっと!

私の指を
クンクンと嗅いだ後、
サッと一歩、後ずさり。

そして、
さらにサッと一歩後ずさり。

そして、
またまた、サッと一歩後ずさり。

カメムシの香りを嗅いで
合計、三歩後ずさりしたのです。

「マエダの指から
 変な匂いがするであります・・・!」

いつも
興味の対象に猛進するゴローさんを
後ずさりさせる強烈なカメムシの香り・・・。

その時
私はひらめいたのです。

この香りを上手に利用できないか。

例えば、
ゴローさんに入って欲しくない場所、
キッチンなどにカメムシ臭を
漂わせる。

そうすれば、
恐らくゴローさんは
キッチンに近づかないのではないか・・・!

しかし、
ひらめきと同時に
これが迷案だということにも
気が付きました。

だって、
カメムシの香りがするキッチンに
私も近づきたくはありませんからね。

この問答は、
自分の指先から
カメムシの匂いがするという事実を
受け入れるまでの心の準備。

私一人では
自分の指先からカメムシの匂いがするという
事実を受け入れることができません。

かくなる上は!

“ゴロォ~~~、
 ねぇねぇ、私の指が臭いんだよ~!!”

ゴローさんに絡むマエダ。

だけど、
こういう時のゴローさんは
とっても付き合いがいいので
助かります。

「ウザイであります!
 臭いであります!」

なんて言いながら
私の指をクンクンクン。

「・・・臭いであります!」

自分の指先から
カメムシの匂いがほとばしるという
事実を受け入れがたく
ゴローを巻き込みながら
なんとか立ち直ったマエダ。

この後しっかり手洗い。
(早く洗いなさい、
 というお声が聞こえてきそうです。)

猫と一緒に暮らしていなかったら
この日の私は、指先がカメムシの匂いの人、
となっていたところでした。

しかし、
私はゴローさんと一緒に乗り越えたことで
苦手な香りを楽しむ時間となったのです。

猫って本当に偉大!

(ゴロー、いつもありがとう♪)

ちなみにムーとナナは
ゆっくりお昼寝していたので
カメムシの匂いを嗅いでもらうことは
叶いませんでした。