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2018.03.16

スタッフブログ★2018.03.16「ナンバーワンのプライド」

スタッフブログ★2018.03.16「ナンバーワンのプライド」

こんにちは。
スタッフのマエダです。

被毛と被毛が触れ合うほどの距離でも
なんなく、すれ違うことができる
ゴローとナナ。

対して、
ムーとナナは廊下など狭い場所では、
未だに、すれ違うことができません。


先日も
寝室のキャットタワーに登りたいナナ、
寝室からリビングに移動したいムーが
ドアの前でこう着状態。

どちらも譲りません。

30秒ほど見つめ合った後、
動き出したのは
意外とせっかちなナナでした。

普段はおっとりしていますが、
武闘派の一面もあるナナ。


「ナー。
 (いつまでこうしてたって
  埒が明かないわ~。)」

と、一声あげたと思ったら、
そのあと、ムーに向かって
ステップを踏みながら突進し
軽くジャブを数発、繰り出しました。


ナナに先制されましたが、
いつも猫パンチを受けるゴローとは違って
ナナの攻撃をかわす運動神経抜群のムー。

しかし、
ムーがナナに負けてるのは
気持ちの強さ。

ムーは意外と気が弱いのです。

ナナの攻撃をよけたムーは
そのままナナに道を譲り、
大きく迂回してリビングへ。


この戦い、ムーの完敗です。


勝負に敗れたムーの
自尊心を傷つけないよう、

“ムーちゃん、
 喧嘩しないで偉かったね。”

と、ムーを褒めながらナデナデ。


しかし、
負けたままでは終わらないのが
ムーなのです。

この後、
キャットタワーから降りて
リビングにやってきたナナは
ゴローと鼻と鼻をくっつけて
クンクンし合ってご挨拶。

“ゴローとナナは
 だいぶ仲良くなったねー”

なんて、眺めていると
ゴローとお鼻を付けて挨拶をしている
ナナの背後に近寄る女が。


そうです、ムーです。


負けを認めないムーは
ご挨拶に気をとられている
ナナの背後に近づき
ナナのお尻をクンクンと。

このお尻クンクンも鼻と鼻と同じく
猫同士の挨拶の意味もありますが、
お尻のにおいを嗅いだ猫の方が
優勢になるという猫同士のマウンティングの
意味もあると言います。


たぶん、
ムーがナナのお尻を嗅ぐ理由は
ナナよりも優勢になるため・・・。


「私が絶対ナンバーワンよ!
 さっきだって、負けてないんだから!」


と言いたいのでしょう。


このあと、
気配に気が付いたナナに
クルッと振り向かれたムーは


「きょ、今日は
 このへんにしといたるわ!」


と、ばかりに
走って逃げていきました・・・。


いつも、決して負けないムーの姿勢。


ナナが家族になったことで、
ムーのおもしろくってかわいいところが
少しずつ浮き彫りに。

三者三様の我が家の猫たち。

猫って、
本当にかわいいですね。