• 読み物/ブログ
  • スタッフブログ

2018.09.11

スタッフブログ★2018.09.11「ムーの美学」

スタッフブログ★2018.09.11「ムーの美学」

こんにちは、
スタッフのマエダです。

我が家のナンバーワン、ムーは
食事に対してのこだわりも
ナンバーワン。

我が家の献立は基本的に

朝:ドライフード
夜:ウェットフード(栄養補完食)
  +ドライフード

ですが、
夜、ウェットフードを完食した後、
ムーが「にゃぁ~ん♪(おかわり~)」

と、おねだりをしてくるため、
我が家ではこの後にあげるオヤツを
常備しています。


しかし、
このオヤツをあげても満足しないムーは
「にゃぁ~ん♪
 (もういっちょ、おかわり~。)」

と。

そんなムーに、

“もうダメ。
 あるものを食べなさい。”

と言うのですが、
ムーはやっぱり「にゃぁ~ん♪」と
言うのです。


“ムーちゃんは
 どうしてもっとおいしいのちょうだい
 っていうの?

 ワガママ言わないで
 あるもの食べないとダメ。”


なんて、
私はいつも言っていたのですが、
先日、ムーからごもっともな反論が。


ムーの「にゃぁ~ん♪」は
ワガママなおねだりではなく、
そこには美学があったのです。


その美学とは。

ムーのごもっともな反論の
一部始終はコチラです。


◎ムーの反論:

「マエダは
 あるもの食べなさいって言うけど、
 マジで言ってんの?
 もう、カリカリと水しか
 残ってないじゃん!

 私、室内で暮らしていても
 紛うことなき《肉食獣》
 な・ん・で・す・け・どっ!!

 ライオンが
 毎日カリカリを食べてるか
 ってのぉ~!?

 私も妥協して
 カリカリ食べてるんですけどぉ~!

 だから、
 もっと、おいしいのくれたって
 よくない?」


・・・そ、そうだった!!

ムーの美学、それは

「私は猫。
 室内で暮らしていたって
 私はまごうことなき肉食獣!」

だということ。


肉食獣である猫に
“カリカリあるから食べなさい。”

なんて言ったって、

「ライオンが毎日カリカリを
 食べてるかってのぉ~!?」

と言いたくなりますよね。
そりゃ、ムーもおねだりします。


食事へのこだわりが
ムーほど強くなく「あるもの」を
食べるゴローとナナ。

そのため、
ムーのおねだりが
私にはワガママのように
聞こえていたのです。

だけど、
ムーの「にゃぁ~ん♪」は
肉食獣にとって、当たり前の要求
だったんです。


しかも、
野生時には狩りをしながら
その日の食事を獲ていた猫たちの食事は
ネズミだったり、バッタだったりと
毎日バラエティーに富んでいたかも。


栄養バランスも考えて作られ、
長期保存もできるドライフードは
私たちにとって強い味方。


だけど
それだけの食事は
猫たちにとって楽しみに欠けるもの
なのかも。


「だったら、マエダも
 毎日、シリアルを水で食べれば
 いいじゃん。

 ムーの気持ちが分かるはずだからぁ~。」

なんて言われたようでした。


おぉ~、ごめんよムーちゃん!
今までワガママなおねだりだと思っていて
本当にすまなかった!

ムーに謝罪して
おかわりのフリーズドライのオヤツを
ムーだけに特別にどうぞ。

(ゴローとナナには内緒だよ。)

だけど、ウェットフードや
フリーズドライのオヤツって
食事にこだわりのないゴローとナナも
本当においしそうに食べるんですよね。

本当においしいんでしょうね。


一緒に暮らす猫たちに
狩りで獲るような食事を
いつも用意することは難しいですが、
ドライフードだけでは満足しない
ムーの気持ちもよくわかりました。

だけど、
栄養バランスも大切だから、
ドライフードもしっかり食べてね、
ムーちゃん。

(総合栄養食の
 ウェットフードも献立に加えて
 ドライフードを減らしたら、
 ムーは喜んでくれるかな?)