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2019.06.14

スタッフブログ★2019.06.14「犬派だったはずですが・・・」

スタッフブログ★2019.06.14「犬派だったはずですが・・・」

こんにちは、
スタッフのミライです。

王子と私が暮らしている家には、
両親と私の弟も一緒に
住んでいます。

実は、私の家族は
王子がやってくるまで
「犬派」だと譲らず、
頑ななほどだったのです。

そんな我が家の家族ですが、
今では私以上に王子に
甘甘甘、超絶甘くなっています。

仕事から帰って来るなり
「王子ちゃん!
俺のこと忘れてない~!?」と
猫なで声で話しかけながら
取っ組み合いのプロレスを
吹っかける弟
(そのため常に足首は生傷だらけ)や、

「王子ちゃんがいるから
お母さん出掛けられないでしょ」と
王子を心配するあまり
出不精になった母親
(本当は王子と一緒にいたいだけ)など、

それまでのキャラクターが
覆されるほどの勢いで
王子に過保護な
ファミリーの出来上がり。

特に私の父親の人格崩壊っぷりが
酷いを通り越して面白い。

「お父さんは犬派です」と
最も頑固だったはずの父が
猫グッズを収集し始め、
いつの間にかリビングや玄関、
果てはトイレの中まで
猫、猫、猫だらけ。

最初は母の仕業だと思っていたのですが、

「お父さんが知らないうちに
買ってきて設置している」という証言が。

王子に似たような色の猫や
同じような模様の猫のグッズなら
まだ分かるのですが、
家に増殖し続けている猫グッズをみると
もはや王子の特徴を捉えているものは
ほぼないような状況。

猫と見るや、ありとあらゆる
ものが可愛くて
仕方がなくなっているようです。

頑固な父親すらも
完全に篭絡してしまった王子。

魔性の猫です。
……いや、猫が魔性なのでしょうか。

好き勝手な場所で
ごろ~んと寝転んでは
自分の手を
「これが最高に美味しいのだ…」と
言わんばかりの恍惚の表情で
もぐもぐとひたすら
噛んでいる本人(猫)は
そんなことは露ほども考えていない
ことだろうとは思いますが。

王子は今日も家族みんなに
猫なで声で何百回も名前を呼ばれ、
「ほぁ~」などと
ちょっぴり間の抜けた返事を
繰り返して元気に過ごしています。