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2021.01.15

スタッフブログ★2021.01.15「王子を連れて病院へ」

スタッフブログ★2021.01.15「王子を連れて病院へ」

こんにちは、
スタッフのミライです。

猫を動物病院に連れて行く回数は
なるべく少ない方がいいですよね。

病院のお世話になることは
最低限で済むように
色々なトラブルを予防したり
健康状態に気を遣ったり…。

皆さま思い思いの方法で
猫の健康へのアンテナを
張り巡らせていることだと
思います。

かくいう私も、
王子にはなるべく
(多少、間が抜けていても)
元気でいてくれれば
それでいいじゃないか、と
思っているタイプです。

私なりに
王子の健康には気を遣って
いるつもりだったのですが、
先日王子が
「フゲッ、フゲッ」と
いうような聞いたことがない
咳をする現場を目撃しました。

ちょっとした時に
クシャミをしたり、
毛玉を吐き出す時の
オエオエとは全く違う
聞きなれない咳…。

一瞬何が起きたのか
さっぱり分かりませんでしたが
次の瞬間、顔を洗って
ゴロンとし出した
王子を前に頭の中に
グルグルと色々な考えが
駆け巡っていきます。

(こんな咳初めて見た)
(喘息!?呼吸器系!?)
(心臓が悪い子も咳をするらしい…)

(まさか…!!)

と悪い方向に突っ走った
妄想でうろたえてしまい、
その日の内に動物病院へ。

かかりつけの動物病院で
聞き慣れない咳のことを伝えると
一応、ということで
個室で待機することに。
(このご時世ですから)

さて、
いざ王子の診察が
始まると、不安でいっぱいな
私とは裏腹に
王子をいつも大絶賛してくれる
看護師さんにいつものように

「またかっこよくなったね~」
「きれいだね~」と

ほめちぎられて鼻の穴をプスプスならし
自慢げに堂々と診察を受けていました。

王子のことを良く分かっている
看護師さんの巧みなテクニックで
滞りなく診察を進めた
獣医師さんから出た言葉は…

「たぶん、ホコリ吸ったんだと
思いますよ…」とのこと…。

胸の音を聞いたり、
鼻の様子をチェックしたり
色々と調べてくれたのですが
全く異常はなかったようです。

「まあ、これだけ堂々と
受診してくれるんだから
大丈夫だと思います」と
お墨付きまでいただき、
また同じような咳が続いたら
相談すると約束して今回は無事に
何もなく通院は終わったのでした。

ちょっと安心しました。

私自身、経験したことがない
王子の妙な咳に動揺してしまい
病院に駆け込みましたが、
王子にとっては痛い注射もなく
看護師さんに
「ただ褒められただけ」の
ちょっとしたラッキーだった…
そう感じてくれてるといいな…。

慌てず、落ちついて
王子の様子を観察することの
大切さを身をもって
感じたのでした。