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2021.01.19

スタッフブログ★2021.01.19「ナナのドライフードを巡る挑戦Vol.2」

スタッフブログ★2021.01.19「ナナのドライフードを巡る挑戦Vol.2」

こんにちは、
スタッフのマエダです。

吐き戻しを繰り返し、
食欲も落ちているようだったので、
病院に行った結果、
喉も含めた消化器官のいずれかが
炎症を起こしているかもしれない。

との診断を受けたナナ。

治療のため、しばらくは
ナナの食事はドライフードではなく
ドライフードをふやかしたものを
あげることになりました。

そのため、
我が家のリビング3ヵ所においてある
ドライフードは全てテーブルの上に。

ジャンプが苦手で
テーブルの上にのぼれないナナは
「世界からカリカリが消えちゃった。
 ・・・どうして??」

と困惑しているようでした。

そんなナナを尻目に
テーブルの上でカリカリと
ドライフードを食べるゴロムー。

静寂が広がるリビングに
時折、カリカリと響く音に、
ナナも、

「・・・世界からカリカリは消えてない。
 あたちは名探偵。
 カリカリの場所に見当がつきました。」

とばかりに
テーブルを見上げるのですが
そこはナナの届かぬ場所・・・。

「たぶん、あそこにカリカリがあるけど、
 あたちにとって遥か彼方の場所・・・。」

そうこうしているうちに
ドライフードもふやけてきた頃ですので
ナナの前に、ふやかしたドライフードを
出してあげることに。


すると、
クンクンと
《ふやかしたドライフード》
=《フワフワフード》の
香りを嗅ぐのですが
あまりお好みではないのか
口をつけようとはしません。

“困ったな、
 フワフワフードは
 ナナの好みじゃないのかな。
 ・・・これからどうしよう。”

ナナの食事に悩んでいたところ、
救世主が出現!


我が家の救世主といったら
やっぱり、ゴローさん。

テーブルの上から
ジャンプして降り、

「ボクちんの登場でありま~す!」

と、彗星のように現れたかと思ったら
ナナ用のフワフワフードの香りを
クンクンと嗅ぎ、躊躇なくペロペロと
食べ始めたではないですか。

“コラコラ、
 ゴローのご飯じゃないんだよ。”

と注意するのですが
ゴローは

「新食感のフードでありますね~。
 これは美味であります!」

とばかりに
食べ進めます。

この様子を
静かに眺めていたナナですが、
《他の人が食べていると
 おいしそうに感じる》という心理

または、
《自分の分がなくなってしまう》という
観念なのか。

フワフワフードを食べている
ゴローの側に近づき、
順番待ちを始めたではないですか。

そして、
ジェントルゴローも
ナナの存在に気が付き

「ナナちゃん、どうぞであります。
 このご飯は美味でありますよ~。」

とばかりに、
ナナにご飯を譲りました。

するとナナも
訝しがりながらもペロペロと
残りのフワフワフードを完食!

なんとか、ゴローの力を借りながら
ナナにフワフワフードを食べてもらうことが
できました。

しかし、
やっぱり、
フワフワフードよりも
ドライフードが好きなナナ。

それからは、
ナナの好みに合うフワフワフードを探すべく
試行錯誤の研究を繰り返しながら
尽くす日々となりました。