スタッフブログ★2021.02.05「食事制限中の王子」

こんにちは、
スタッフのミライです。

ストルバイト結晶＆膀胱炎の
治療のために療法食生活の王子。

膀胱炎が再発する前は
太り気味にもなっていたので
ダイエットの意味も兼ねて
食事制限も頑張ってもらっています。

これまでちょこちょこ
与えていたオヤツも、
お刺身やお魚ジャーキーも
しばらくはお預け。

食事はもちろん
療法食のみ！

……これまで
蝶よ花よと甘やかされ、
家族にスリスリと甘えれば
大好物のかつおやマグロの
お刺身をゲットできていた
王子にとっては
非常に厳しい制限です。

(今までが甘すぎた疑惑)

小粒を食べるのが
とにかくヘタクソな
王子にぴったりの
粒が大きめの療法食を
見つけられたこともあり、
「このごはんもいい感じなのだ」と
ここしばらくはこの生活にも
満足していた様子。

……だったのですが、
思い出してしまったようです。

自分が大好きだった、
あの味を…。

きっかけは、
母が買ってきた
海鮮恵方巻でした。

王子の気を立たせないよう
なるべくお刺身などは
食卓でも食べないように
していたのですが、

(理由：家族は食べているのに
王子だけ食べられないのは
かわいそうだから)

パッケージを開けた途端に
ドドドドドド！！！と
すさまじい足音を響かせて
王子が食卓へやってきます。

2階にいたのに！！
なぜバレた！！

そして始まる猛烈なアピール。
「それが食べたいのだぁあああ！」
と雄たけびを上げる王子。

ふんわりと香る
酢飯としょうゆ、
そしてお魚の香り。

この香りが王子の記憶を
呼び戻してしまったようです…。

「んぉおお(ずるいのだ)」
「むぅーん(僕も食べたいのだ)」
「んぁあぉ(まぐろ)」
「プルルォ(サーモン)」
とテーブルの周囲をウロウロしつつ
延々文句を言い続ける
王子には「ごめん…」と
心の中で謝りつつ
恵方巻を頬張りました。

早く病気を治して
美味しい大好物を
楽しみましょうね。

今年の恵方を向き、
海鮮恵方巻きをかじりながら
王子の健康を祈願しました。

心の中で
「福は内、
石(結石)は外。」と
唱えながら。