こんにちは、
スタッフのマエダです。

このところ
蒸し暑い天気が続くからか、
ナナさんがちょっとご機嫌斜め。

私の顔を見上げて、
「ンナァ～（おばちゃん、抱っこ～。）」

と、おねだりしてくるのですが、
数分、私のお膝に乗っていたかと思うと、
すぐに降りて

「・・・暑い。」

とおっしゃいます。

そのわりには、
私が椅子から立ち上がると

「ンナァ～（おばちゃん、抱っこ～。）」

と。

抱っこしてほしいけど、暑い。

というジレンマを
抱えているようです。

そして、
抱っこ欲が満たされないまま
私が眠りにつくものだから、
抱っこが足りないナナは
夜中の1時や、明け方の4時くらいに
ベッドのそばにやってきて

「ンナァ～（おばちゃん、抱っこ～。）」

と、起こしに来るのです。

“ごめん、ナナ・・・。
　おばちゃん眠いよ。”

と、布団をかぶって
聞こえないふりをして睡眠を続行すると
なぜかナナは玄関に向かい

「ンナァ～。ン゛・・・
　ン゛ナァ～～～～～。」

と、鳴き続けます。

ナナの「ンナァ～。」は
大体、私を呼ぶときの鳴き方なのですが、
玄関で私を呼ぶとはどういうことか。

もしかして、ナナさん

「あたちは名探偵。
　だから、あたちは知っています。
　あそこで寝ているおばちゃんは
　ニセモノです。

　本物のおばちゃんだったら、
　いつ、いかなる時でも
　抱っこしてくれるはずです。

　あたちを抱っこしてくれる
　本物のおばちゃんは
　このドアの向こうから
　やってくるはずです。」

と言っているのかも。

“ナナ・・・
　ごめん、それでも明日も仕事だから
　この時間から抱っこは無理・・・。
　でも、ここにいるおばちゃんが
　本物だから・・・。”

私が本物のおばちゃんなのに、
平日はナナの夜中のリクエストに
応えてあげることができず、
私もジレンマを抱えることに。

ということで、
週末はナナの夜中のリクエストに
存分に応える決意を固めました。

土曜日に日付が変わった夜中、
やっぱりナナはベッドまで
私を起こしにやってきました。

「ンナァ～（おばちゃん、抱っこ～。）」

1時くらいに
ナナが起こしに来たタイミングで
すっごく眠かったのですが、
明日は休みだ、えぇい、何も予定はない！
と、ベッドに吸い付いている
己の肉体に活を入れ起き上がると、
ナナさんはとってもうれしそう。

尻尾をピーンと立たせて

「おばちゃん、抱っこ？
　本物のおばちゃんなのね！？
　おばちゃん、こっちでーす。」

とちょっと小走りで
私を誘導します。

（こんな時間なのにどうしてこの子は
　こんなに元気なのか・・・。）

そして、
私がいつもナナを抱っこする椅子に座ると
待ってましたとばかりに
よいしょとジャンプして
私の膝にピットイン。

満足そうに
私の膝で自分の手を枕にして
気持ちよさそうに。

“夜になると
　ちょっと涼しいもんね～。”

と、過ごしていたのですが、
またもやナナさん
ものの数分で私の膝から離脱し、
俗にいう「エジプト座り」をし、
私の方をジーっと見つめてきます。

“どうしたのナナ？
　抱っこはもういいの？”

しばらくナナの様子を伺ったのですが
どうやらナナさん

「抱っこはもういい。」

と言っている様子。

“・・・もういいの？”

腑に落ちないながらも
私が椅子から立ち上がると
ナナはすかさず椅子にジャンプ。

そして、
私に背を向けて
丸まって寝始めるではないですか。

もしかして、

「抱っこはもういいから、
　はやくそこを退いてよ。
　あたち、もう眠たいんですけど。」

って言っていた？？

夜中に起こされ、
眠い目をこじ開けながら
ナナを抱っこしようと決意して起きた
私にこの仕打ちとは！

何たる身勝手な所業。

だけど、
ナナの自分勝手さに
クスッと笑ってしまいます。

どんなに自分勝手でもかわいいなんて、
猫ってかわいいの権化ですね。

（この後、
　また明け方の4時半に
　ナナが起こしに来たので
　抱っこするために起きましたが
　同じ仕打ちを受けました。）

さて、
精密検査の結果待ちだったムー。

検査結果では、
過剰に生み出されているホルモンがあり、
数値に異常が出たようだ、とのこと。

放置しておくと
心臓や腎臓に負担をかけるため、
お薬での治療を始めることに。

（適切な治療を続けることで、
　ホルモンの影響は抑えることが
　できます。）

とはいえ
ムーはいつも通り元気です。

これからも
ゴロムーナナには
いつもの調子で振り回されて
しまいそうです。

（ゴロムーナナちゃん、
　これからもよろしくね。）

----------我が家の猫--------------
ゴロー(兄/白黒ヒゲ模様)そろそろ10歳
ムー　(妹/三毛猫)そろそろ10歳
ナナ　(末っ子/キジトラ)一緒に暮らして4年半
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本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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