• 読み物/ブログ
  • スタッフブログ

2021.07.27

スタッフブログ★2021.07.27「ムーさんと遊んでいたら・・・」

スタッフブログ★2021.07.27「ムーさんと遊んでいたら・・・」

こんにちは、
スタッフのマエダです。

人間でいうところの
2、3歳ほどの知能を持っていると
言われている猫。

一緒に暮らしていると、
猫に知性を感じるのはもちろんですが
ときに、それ以上の情緒も
持ち合わせているのではないかと
思うことがあります。

私がそう感じたのは、
先日、ムーの遊びのお誘いに
応じた時。

ムーは
「マエダ、暇なの?
 じゃあ、一緒に遊んであげる。」

と、私と一緒に遊んでくれるときは
おもちゃ箱の前まで行って
私を見つめ

「ニャァ~ン♪
 (ほら、早くオモチャを出しなさい。)」

とおっしゃるか、
おもちゃ箱に手を突っ込んで
ガシガシやりながら
私を見つめてきます。

(「ほら、早くしないと
  ここに入っているオモチャ
  全部ひっくり返しちゃうわよ♪」
 とおっしゃっているのでしょう。)

先日も、
ムーが一緒に遊んでくれるというので
私はおもちゃを虫に見立て、
華麗なさばきで
おもちゃを振り回しました。

ムーも
私の振り回すおもちゃ、
・・・否! 獲物に夢中。

ジャンプしたり
獲物に狙いを定めて
瞳を真ん丸にして
お尻をフリフリして追いかけて、
とっても楽しそう。

そんな風に、
私もムーも、とっても楽しい時間を
過ごしていたのですが
おもちゃを振り回しながら
ふと、気になることが。

それは、
おもちゃの紐部分のよじれ。

紐部分の一部が
グルグルーっと絡まり始め、
このまま遊んでいると
もっと紐がよじれて、
こんがらがっちゃいそう。

一旦、
よじれた紐を直すとするか。

“ムーちゃん、ちょっと待っててね。”

おもちゃを振り回すのをやめ、
紐部分や、オモチャ部分を触りながら
紐のよじれを直していたところ、
ムーがすごく白けた顔で
私を見つめてきました。

このムーの白けた表情を、私は

「せっかく楽しく遊んでいたのに
 急にやめるなんて、
 調子狂うわ~。」

という
表情だと思っていました。

だから、
紐のよじれを直して
遊びを再開したら
ムーは、また飛びついてくるものだと
思っていたのですが・・・。

紐のよじれを直して、
さて、遊びますかぁ~!!

おいで!!ムーちゃん!!

と、再びおもちゃを振り回したのですが
ムーは全く飛びついてきません。

飛びついてこないどころか、
こっちを見ることすらせず、
興味を失っている・・・!!

・・・どうして!?

さっきまで、
あんなに楽しかったのに、
どうして少し休憩しただけで
こんなにも気分が変わってしまうもの
なのか。

楽しくおもちゃを
振り回していたつもりなのに、
実は、私がムーの気まぐれに
振り回されていただけだったなんて・・・。

なんて、
ちょっと意気消沈しながら
おもちゃを箱にしまう
私の脳裏によみがえったのは
さっきのムーの白けた表情。

どうして
あんなに白けてしまったのか。

と、考えたところ、
マエダ、答えに辿り着きました!

さっきのあの表情は、
急に遊びが中断となったことに対して
白けたわけではなく、

「ムーだって、
 それがオモチャだってわかってるけど
 そんなに露骨に紐のよじれ直されたら
 興ざめするわ~。

 一応、獲物っていう態で
 楽しんでるワケじゃない?
 
 それなのに獲物のこと、
 そんな風にベタベタ触る?

 ムーは獲物に夢中になっているのであって、
 オモチャを追いかけてるワケじゃ
 ないの!
 マエダのそういうところ、
 ほんとデリカシーないわぁ~。

 ・・・はぁ~、ないわぁ~。」

と、おっしゃっていたのでしょう。
(それくらい、白けた表情でした。)


本当にすみません、ムーさん。

ムーさんは
私がおもちゃを獲物に見立てて
振り回している、ということも
全てお見通しの上で、
一緒に遊んでくれているのかも
しれません。

人間でいうところの
2、3歳の知能を持つといわれている猫。

かつ、
情緒も持ち、
時にはすべてを見透かされているように
感じるのは私だけではないでしょう。

(ゴローには、
 何も見透かされてないと思います。)


本日、マエダから
皆さまにお伝えしたいこと。

おもちゃの紐のよじれを直す姿は
猫に見られるべからず。

(おもちゃのことは
 いつ、いかなる時でも
 獲物として扱いましょう。)