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2017.09.08

スタッフブログ★2017.09.08「違いの分かる男、ゴロー」

スタッフブログ★2017.09.08「違いの分かる男、ゴロー」

こんにちは。
スタッフのマエダです。


我が家のゴローが
今も昔も大好きなオモチャ、それは
「LED ポインター」

普段は鈍いゴローですが、
このオモチャを
オモチャ箱から取り出す音や
カチッカチッとスイッチを入れる音に
即座に反応し、先端から放たれる光を
鋭い視線で追いかけ、飛びつきます!

スマホのボタンをカチカチする音が
このオモチャのスイッチ音と
似ているのですが、
しっかり区別できるようで
スマホのボタンをカチカチしても、
ニセモノの音にはゴローは
これっぽっちも反応しません。

これが違いのわかる男なのか・・・!
と、その実力を見せつけられ、
そのおもちゃで遊ぶときは
いつもと違う気迫を見せるゴローに
私も唸る。


・・・そんな時期が、私にもありました。


しかし、
違いの分かる男であるゴローは
どうしたことか、


私が口で「カチッカチッ」と言い
(口でカチッカチッと言っているだけ。
 ボタンの音に全く似ていないし、
 似せようともしていません。)
オモチャをもっているような素振りで
手を動かすと、
目を真ん丸にさせて

「ど、どこでありますか!?」

と、あるはずもない光を
探し出すのです・・・。


「だから、どこでありますか!?」


そんなゴロー。

だから、ゴローの前で
「カチカチ」と
あのオモチャの音を真似する
(真似しているつもりもありませんが・・・)
は、絶対NG。


もし、
不用意に「カチカチ」と
口にしてしまったら、
ゴローの期待を裏切らないよう、
しっかりと遊ぶ。


それが我が家のルールなんですが。


先日、「さて、寝ましょうか。」
と、布団に入ったときのこと。

リビングにいたゴローとムーが
寝室に向かってトットットットー、
と、駆けてきました。


その時、
ゴロムーの爪が伸びていたようで
床に爪が当たる音が聞こえたので

「あれあれ、、、
 爪が伸びてカチカチ音がしてるね~。

 明日、爪切りしなきゃ・・・。」


と、話しかけた瞬間。


ゴローが


「ど、どこでありますか!?」

と、あるはずもない光を
探し初めてしまいました。


そう、
「爪が伸びて
 《カチカチ》音がしてるね~。」

と、私は
NGワードを口にしてしまったのです・・・。

「だから、どこでありますか!?」


・・・不用意に「カチカチ」と
言葉にしてしまったら、しっかりと遊ぶ。


それが我が家のルールであります。


布団に張り込み、
すっかり寝る体制だったのですが
・・・やむおえなし。


布団から出て、ゴローと遊び、
ゴローだけだと不公平なので
ムーとも遊び・・・。


就寝時間、大幅にオーバー。


この「カチカチ」の話。

スタッフに話すと
「絶対、嘘だ~!」と言われます。

そりゃー、嘘だって思いますよね。
私もビックリしましたもん。

だけど、本当に本当。

紛うことなき
真実のストーリーなのです。


ゴローって、
狸が猫に化けている
謎の生き物なのかも知れません。