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2018.09.14

スタッフブログ★2018.09.14「猫の骨格」

スタッフブログ★2018.09.14「猫の骨格」

こんにちは、
スタッフのマエダです。


先日、東京の吉祥寺で行われていた
とある展示に行ってきました。


その展示とは
普段目にすることの多い
「よく知っている」生き物の
「よく知らない」骨格を体感すべく、
「身近な生き物」の骨格が展示されている
『身近な生き物展』。


通常、博物館などの展示では
標本に実際に触れてみる、
ということができないものですが、
『身近な生き物展』には
“科学を楽しんでもらう”という
コンセプトもあり、
学術的な目的で作られた標本を
離れて見るだけではなく、
顔を近づけてまじまじと観察したり、
実際に触れることができました。


そんな「身近な生き物」を
私が訪れた理由。

それは、もちろん
猫の全身骨格が展示されているから!


会場では、受付を含め
広めのリビングくらいのスペースに
熊の頭骨やウサギの全身骨格などが並び
猫の全身骨格は展示中盤あたりに
設置されていました。

そのため、私は
他の骨格にも興味があるフリをしつつ、
順番に回り・・・。

辿りついた猫の骨格!

おぉ~、
初めまして、猫の全身骨格!
私、マエダと申します。

と、
骨格となった猫に心の中で一礼をし、
観察スタート。


猫の全身骨格を前にすると
「よく知っている」生き物の
「よく知らない」骨格、という
イベントのテーマを実感しました。


胴椎を眺めながら
この部分が長いから
猫って体が柔らかいって
言われてるんだよね~、とか、

顔の骨をまじまじと観察し
ここの部分にあのかわいくって
大きな目が入ってるんだ。
あ、骨に穴が開いてる!
この穴を通して神経などが
繋がってるのかな~、


ナナは、
この後ろ足の関節がずれて
足を引きずっていたのか~、
なんて。

普段、目にすることのない
猫の骨格を前に
猫の体ことをたくさん想像する
楽しい時間でした。


しかし、
柔らかな皮膚被毛や筋肉を脱いでも、
猫の骨格は動きのしなやかさを想像させ
とても、美しかったです。


中でも
私がまじまじと観察したのが
猫の尻尾である尾椎部分。

猫の尻尾は
感情を表現したり、
バランスをとるための役割があったり、
はたまた、名前を呼ばれた時
お返事代わりに動いたりする
重要でかわいいパーツ。

その尾椎は
骨が重なって伸び、最後の方の
細く長い骨には見惚れてしまいました。

尻尾の骨格まで
美しく、かわいい猫。

それからというものの、
ゴロームーナナの尻尾の先を触って
尾椎を感じながら


“あ~、あの骨だ、あの骨だ~。
 骨までかわいいなんて、無敵だね~、”

なんて、猫のかわいさを
より、実感しています。

この『身近な生き物展』は、
吉祥寺での開催は終了しましたが、
この後、1都3県の会場を回る予定
なんだそうです。


今週末(9月15日、16日)は千葉県柏市での
展示らしいです。


皆さまもよろしければぜひ。

猫の尾椎の美しさに
うっとりしてください。

■ 身近な生き物展イベントサイトはこちら

身近な生き物展(https://www.think-squares.com/theme-2)外部サイトへリンクしています

ここから先には、猫の骨格の一部(前足の爪、尾椎)を撮影した画像があります。
骨格の画像に抵抗がある方は、この先のスクロールをご遠慮くださいませ。






↓まだまだ






↓まだスクロールしてください






↓もう少しです






↓本当にもう少しです






↓画像です

猫の前足の爪

猫の前足の爪

小さな骨をつないで伸びる尻尾

小さな骨をつないで伸びる尻尾