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2022.04.05

スタッフブログ★2022.04.05「ゴローの噛み癖はクセではない?」

スタッフブログ★2022.04.05「ゴローの噛み癖はクセではない?」

こんにちは
スタッフのマエダです。

先週末は
tamaのファミリーブランド
「POCHI」が出展したイベント
インターペットのお手伝いを
しておりました。

インターペットは
猫や犬たちとの、より良い暮らしを
提案するというコンセプトのもと
様々な商品が展示されるイベント。

当日は、
犬はもちろん、
猫も一緒に来場される方も。

来場される猫は
周りの喧騒をものともせずに
どの子もみんな穏やかに、
そして優雅に過ごしていました。

いったい、
どのように過ごせば
こんなふうに一緒に外出することが
できるのでしょうか。

我が家のゴローとムーは
生まれてからしばらくは
川沿いで過ごしていたのに、
今となってはお外が大嫌い。

病院に行くために
キャリーに入れて玄関を出た途端、

「ンナォ~~~~~!
 (なんなのよぉ~!)」

と、低音で鳴き、
不安な気持ちを訴えてくるのは
ムー。


「ニャォ~~~!!
  ニャォ~~~!!
   ニャォ~~~!!」

と、休む間もなく
子猫のようなハイトーンボイスで
鳴き続けるのはゴロー。

そんな我が家の中で
唯一、お外も通院も問題なしなのは、
大人に成長した段階で出会ったナナ。

・・・幼少期のゴロムーに対して
私の接し方に問題があったのでしょうか。

とはいえ、
お外が苦手なのは
お家で過ごす猫としては
珍しいことではありません。

しかし、
ゴローは
「お外に出れない」という事とは
比べ物にならないくらいの、
由々しき問題行動を起こす男。

その問題行動とは、
この「スタッフのニャー」でも
度々、話題に挙げさせていただいている
噛み癖。


一緒に遊んでいて興奮すると
私に噛みついてくるゴロー。


噛みついてくるというか、
噛み千切ろうとしてくる。

この、
私を噛み千切ろうとしてくる時の
ゴローって、本当に喜々として
楽しそうなんです。

お目目をまん丸にして
私の腕を前足で押さえつけ、
後ろ足で私の腕をケリケリと蹴り上げ、
犬歯を私の肉に食い込ませ
ガブ~~~ッ!!

この姿が
本当に生き生きとしていて
とっても、かわいいので、
私もついつい噛まれてしまいます。

(そして、とても痛い。)

昔、猫の噛み癖について
調べたことがあるのですが、
その時に辿り着いた記事には、

「噛み癖のある猫は
 人間の手をオモチャだと思っている。
 手をオモチャとして
 遊んだことがありませんか?」

と記載されていたのですが、
もちろん、手をオモチャとして遊んだことは
ございません。

だけど、
気が付かないところで
ゴローがそんな風に勘違いしてしまう
振る舞いがあったのかも。

この噛み癖は
ゴローが悪いわけじゃなくって
私が上手に直せなかったから。

なんて、反省することもありました。


だけどですね、
噛み千切られかけ、数年。

最近、私の考えが変わりました。

だって、
こんなに夢中で噛みついてくるなんて
『癖』の範疇を超えた動作ではないかと。

そして、
これは、私の手で遊んでいるのではなく
ゴローは、私の肉を本当に噛み千切って
食べようとしているのではないかと。


\合点がいった!!/

猫は肉食。

そして、
よく考えれば、
ゴローにとって私は
一番身近な生肉。

肉食獣が
一番身近で新鮮な生肉を
食べようとする行為は
ごく当たり前のこと。

興奮した状態の
ゴローが私に噛みつき、
肉を千切ろうとしてくる行為は
私の対応が悪いため直らなかった
『癖』ではございません。

これは、
ゴローの本能なのです!!

肉食獣の本能が
私の肉を噛み千切れと
ゴローに訴えていたのです。

本能は
直せるものでは
ありませんからねぇ~。

仕方なし。

だけど、ゴローちゃん、
私を噛み千切っちゃダメだからね?
食べないでね。

ちなみに、
これまで、たまに
甘噛みをする程度だったムーも、
甘噛みの末に、ついつい噛みついて
くることが。

・・・ムーも覚醒するのでしょうか。


また、
ゴロムーの行動の真相に
一歩近づいた(と思います)マエダ。

なぜ、
ゴロムーナナが
こんな行動をとるのか考え、
理由の一端がわかると
ますます、かわいさが募ります。

生態も、本能も
食生活も、楽しみも
私たち人間と全く異なる生き物、猫。

だから、
もっと、猫とお話しして
理解を深めないとですね。

もっと、猫のことが知りたいな♪

(私の勝手な解釈も多いのですが。)