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2025.06.10

スタッフブログ★2025.06.10「マエダ家のちょっと怖~い話」

スタッフブログ★2025.06.10「マエダ家のちょっと怖~い話」

こんにちは、
スタッフのマエダです。

各地で梅雨入りが宣言されました。

梅雨が明けたら
やってくるのは暑い夏。

そんな季節に
背中がゾクっとするような
怖~い話は人気ですよね。

ということで
本日の「スタッフのニャ~」では
夏に先駆けて我が家で起こる
ちょっと怖い話を・・・。

それでは、
はじまり、はじまり~。


それは、
我が家では珍しいことではなく、
年に数回起ります。

その日は、
夜、眠りに就いて
どれくらい経った頃なのか。

リビングの方から
「ボェッボェッボェッボェッ!!」

と、猫が吐き戻しをする時、
体をポンプのようにしならせながら
出すあの音が聞こえ、
目が覚めました。

“この音はゴロー・・・。”


我が家のゴロムーナナは
吐き戻し前のボェッ音に特長があり、
音を聞けば大体誰が吐き戻しを
しようとしているのかが
わかります。


突如聞こえてきたボェッ音。

そして、
そのあとに続く
ボェ~~~、という音。

目を覚まし、
ゴローが吐き戻しをしたことに
気が付いたのですが、
時は真夜中。

起きて片付けるか否か、
悩ましいところです。

よし。

“ゴロー、おいでー!”

と声をかけると、
さっき吐き戻しをしたとは
思えないほど軽快に

「ニャンッ!
(お呼びでありますか!)」

とベッドに
飛び乗ってくるゴロー。

ナデナデすると
ゴロゴロと喉を鳴らしながら、
私の手にスリスリ。

ゴローも元気そうですし、
急を要する状態ではなさそうですし。

・・・うむ。
掃除は朝起きてからやろう。

そう判断して
再び眠りに就きました。

しかし、
この判断が、
のちのちの怪奇現象に
繋がることをこの時のマエダは
まだ知りません。

そして、
吐き戻しの片づけをせずに
のん気に寝続けたマエダにも
朝がやってきます。

この日、
起きたらまずやること、
それはみんなの朝ごはんの準備。

と、昨夜の吐き戻しの片付け。

いつも通り朝ご飯を
みんなのフードボウルに出して。

“そうだ、そうだ。
 ゴローの吐き戻しを
 片付けなくちゃ。”

と、腰をかがめてリビングの床に
吐き戻しを探すのですが・・・。

まさかの事態。

なんと、
吐き戻しの痕跡が
見当たらないのです・・・。

おかしいなと、
洗面所や畳の部屋、
トイレの前やキッチンなども
足元に気を付けながら探すのですが
見つかりません。

ゴローの吐き戻しが
消えているのです。

しかも、
これが一度や二度の出来事ではなく、
我が家では、かれこれ三回以上は
ゴローの吐き戻しが
消えているのです・・・。

吐き戻された
フードが大好きなナナが
食べてしまったとしても
フローリングにその痕跡は
残るはず。

しかし、
不思議なことに
痕跡すら見当たらないのです。

忽然と消えた
ゴローの吐き戻し。

ゴローの吐き戻しには
時空を超える不思議な力が
あるのでしょうか。

それとも、
我が家のどこかに潜んで
着々と干からびているのか・・・。

キャーーー!

時空を超える吐き戻しも怖いし、
潜んでいても怖い!!

だけど、
数年後、引っ越しや模様替えの時に
ゴローの吐き戻しが出てきたら
ちょっと笑っちゃいます。

それは
ゴローが残してくれた
タイムカプセル。

そう考えると
カピカピの吐き戻しも
ちょっとロマンチックですね♪


以上、我が家で起きる
ちょっと怖い話でした。

■ 我が家の猫

ゴロー(兄/白黒ヒゲ模様)14歳
ムー (妹/三毛猫)14歳
ナナ (末っ子/キジトラ)一緒に暮らして9.5年目