• 読み物/ブログ
  • スタッフブログ

2025.06.24

スタッフブログ★2025.06.24「通院を続けるムーちゃんですが」

スタッフブログ★2025.06.24「通院を続けるムーちゃんですが」

こんにちは、
スタッフのマエダです。

先週末、
ムーちゃんの血液検査のため
動物病院に行ってきました。

ムーちゃんは
ホルモンが過剰に分泌される病気、
甲状腺機能亢進症を罹患中。

そのため
ホルモンの分泌を
抑える投薬を続けています。

お薬の適正量は
ホルモンの分泌量によって変動するので
状態を把握するため
2ヶ月に一度、血液検査のために
通院しています。

この生活をはじめて
かれこれ、5~6年くらいに
なるでしょうか。

5年の間、
2ヶ月に一度の通院を続ける
ムーちゃん。

さぞかし、通院は慣れたもの。

なんてことはなく。

相変わらず、
キャリーバッグに入った後、
数秒後には低音の響く声で

「テァオン!」
(マエダー!なにすんのよー!
 早くこんなところから出してー!)

と訴えます。

しかし
ムーちゃんは、やっぱりおりこう。

通院時、
診察時、
帰宅時、
どのタイミングでも
同じテンションで全力で
鳴き続けるゴローとは違って
状況を理解している節があります。


例えば、
通院時や、
病院について診察の順番を待っている間は
「テァオン!」と鳴きますが、
入口が開いて新しい患者さんや
配達の方が来ると
しばらく鳴き止みます。

そして、
患者さんの受付が終わったり
配達の方が帰るなど
近くから気配が消えると
再び鳴き出すのです。

猫が声を出して鳴くのは
人間に対して要求を伝えるため、
とも言われています。

ムーちゃんは私に

「早くお家に帰して!」

と訴えているのでしょう。

そして、
ムーちゃんのおりこうさは
診察の時にも滲み出ちゃいます。

診察時、
先生や看護師さんがそばにいると
「テァオン!」とも「ニャーン!」とも
言わないのです。

ムーちゃんが
要求を伝えるターゲットは
マエダだけということなのでしょう。

(私だけに
 わがままや文句を言うムーちゃんって
 かわいくないですか?)

そして、
診察が終わって
帰路につくと鳴き声のトーンが
変わります。

通院時の
恨みのこもったような低音の
「テァオン!」ではなく、
猫みたいに「ニャーン!」と
言い出すのです。

この「ニャーン!」は
ちょっと甘えた感じ。

まるで
「マエダー、
 ムー、がんばったでしょー?
 ねぇねぇ、ナデナデして~。」

と言っているような
余裕も感じます。

さらに、
我が家のある
集合住宅のエントランスに入ると
そわそわして外を確認しだし、
鳴き止みます。

もう、お家に着いたことが
わかるんでしょうね。

我が家の玄関に入り
キャリーバッグの蓋をを開けると
すかさず飛び出すムーちゃん。

心配して
玄関まで
お出迎えに来たゴローに対して
すれ違いざまに「シャー!」と
八つ当たり。

ここまでが
ムーちゃんの通院の
鳴き声メニューとなります。

ムーちゃんは
全く慣れない様子の通院。

きっとムーちゃんは
何度、通院を重ねても
同じように「テァオン!と
鳴き続けるのでしょう。

しかし、
どんなに鳴いて叫んでも
しっかりお薬の量を
調整しなければ
なりません。

猫の甲状腺機能亢進症は
完治することはなく、
平均生存期間は
1.6~4年とするデータも
あります。

だけど、
お薬などを使って
適切な処置をすることで
長期間、いい状態を保つことも
珍しくないとされる病気。

ムーちゃんの場合も
5年以上は状態を維持しています。

これからも
ムーちゃんには
2ヶ月に一度の通院を
頑張ってもらいたいと
思います。

だって
どんなにわがままでも、
元気で長生きしてもらわないと
本当に困っちゃうんですから。

ね、ムーちゃん。

ずっと
わがまま言ってちょうだいね。

■ 我が家の猫

ゴロー(兄/白黒ヒゲ模様)14歳
ムー (妹/三毛猫)14歳
ナナ (末っ子/キジトラ)一緒に暮らして9.5年目