こんにちは、
スタッフのマエダです。

新しいもの好きの
我が家のゴロー。

食べる場所を変えただけで、
見向きもしなかったご飯を
まるで初めて食べるおいしいご飯のように
パクパク食べるようになりました。

「え、そんなことで？」

と思いましたが
猫にも気分転換って大事らしいです。

一方で、
同じく新しい物好きの
ムーちゃんはというと。

キャットタワーで
くつろいでいるムーちゃんの鼻先に
フードボウルを差し出してみたら。

プイッ。

“気のせいかな？”

と思って、
もう少し近づけたら、
首をグルーッと回して拒否。

ごめん、ムーちゃん。
しつこかったね。

ムーちゃんは、
そんな小手先の変化に踊らされる
タイプではなかったようです。

（だけど、
　私の手の平からなら
　食べてくれたりします。
　ムーちゃんは、
　ちゃんとした特別感が
　好きみたいです。）

そんなムーちゃんに、
最近ちょっとした変化が。

それは水飲み場。

我が家では、
リビングと寝室と
テーブルの上の3ヵ所に
お水を置いています。

猫の水飲み場の定説といえば、
「フードと水は別の場所に」。

自然界では、
食べ物と水が同じ場所にあることは
ほとんどない。

それゆえ、
食事と水を分けると、
より自然で快適な環境になり
猫は安心してお水を飲む。

とのこと。

その説に倣って、
別々に置いていた我が家。

しかし、
ムーちゃんは
最近、自分だけの水飲み場を
見つけたようです。

その場所は・・・、
シンクの中！

ある日、
私はリビングで
テレビを見ながら
くつろいでいました。

すると、
聞き慣れたような、
でも聞こえるはずのない音が・・・。

音の正体を探ると、
ムーちゃんがシンクに顔を突っ込み、
お皿に溜まった水をペチャペチャと
飲んでいるではありませんか。

こだわりの強いムーちゃんが
シンクの中のお水を飲んでいることが
ちょっと意外。

だけど、
ちょっとした高台にあって
四方が囲まれているシンクの中は
警戒心の強いムーちゃんにとって
恰好の水飲み場なのかも
しれません。

なんにせよ、
水分補給はとってもいいこと。

ムーちゃんの
気分を害さないように
見守っていたのですが、
ちょっと気になることが。

それは、

“ムーちゃんが飲んでいるお水
　キレイかな？”

“ムーちゃんが飲んでいる
　お水が溜まっているお皿、
　なんだっけ！？”

ということ。

焦って
遠目で確認したところ、
それは先ほど私が下げた
フードボウル。

うん、これなら安心か。

（そもそも、
　最近、暑くてあまり料理をしないので
　我が家のシンクに調理中のものや、
　食べ残しがあることがないです。）

それからは
私もシンクに
余計なものを置かないようにし、
ムーちゃん専用の水飲み場として
シンクを解放することに。

泡や洗剤が
残らないように細心の注意を払い、
人間用のお皿は下げたら
すぐ洗うのが鉄則。

ムーちゃんが
足を付けても汚れないように
シンク自体もピカピカに。

そして、
そのシンクには
水を張ったフードボウルを配置。

ムーちゃんに
安心してお水を飲んでもらえる
環境を整えています。

うん。

私は夏が終わっても
料理をしない方がいいかも
しれません。

だって、
ここはもう、
シンクである前に、
ムーちゃんの神聖な
オアシスなのですから。

（ムーちゃんのためだから
　仕方ないんです！）