年齢を重ねてもその愛らしさは変わることがなく、いくつになっても、子猫のようにかわいい猫。しかし、猫の成長スピードは人間の倍以上とも言われ、7歳になる頃には人間の40代半ばに相当すると考えられています。
もちろん、年齢だけで健康状態を判断することはできませんが、7歳前後を目安にエイジングケアを取り入れる方も多いようです。

■老化とは何か？

老化とは、加齢に伴って体内の機能が徐々に低下していく現象です。「加齢＝病気」ではありませんが、免疫力の低下や細胞の変化により、病気にかかりやすくなることがあります。
人間の場合、体力の衰えを自覚したり、白髪やシワといった見た目の変化で老化を感じることができます。そして、気になる部分があれば自分でケアすることも可能です。

■猫の老化は見えにくい

一方で、猫は自分で老化に気づいてケアすることはありません。
さらに、見た目だけでは老化のサインが分かりにくいため、気づいたときには体力や身体能力がかなり衰えていることもあります。

■7歳を過ぎたら、シニアケアを意識しよう

猫の老化は静かに、しかし確実に進行します。
そのため、7歳を目安にシニア向けのフードに切り替えたり、サプリメントを取り入れるなどのケアを始めることがおすすめです。

cat life 30^®の視点から
シニア猫におすすめのケアポイント

7歳を過ぎた猫は、見た目には若々しくても、体の内側では少しずつ老化が進行しています。日々の暮らしの中で、必要なケアを心がけて、tamaと一緒に、「cat life 30^®」猫が元気に30歳を迎えるように目指しましょう。

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■cat life 30^®
■腎臓の健康に配慮したフード選び

シニア期に多い「慢性腎臓病」は、初期症状が分かりづらく、静かに進行するため、気づいたときには腎機能が大きく低下していることも少なくありません。シニアになったら、腎臓の健康に影響する《リン》の値に気を付けて食事を選んだり、水分補給をしっかり意識して、ウェットフードでサポートするなど、腎臓への負担軽減を心がけた視点でのフード選びも「cat life 30^®」では、おすすめしています。

■cat life 30^®
■便秘対策と排泄チェック

加齢により腸の動きが鈍くなり、便秘になりやすくなる猫も多く見られます。猫の便秘は人間より深刻になる場合も多く、外科的な手術が必要になる場合も少なくはありません。毎日の排泄の回数・形・色・においをチェックし、ウンチの間隔が空いていないかを確認しましょう。
食物繊維を含むフードや、腸内環境を整えるプロバイオティクス入りのサプリメントも有効です。

■cat life 30^®
■口腔ケアと口臭チェック

猫は口腔環境が人間とは異なり、歯周病を患う率が高く、シニア猫になるとさらにそのリスクは高くなります。
歯磨きが難しい場合は、口腔ケア用のサプリメントで毎日ケアしてあげましょう。

■cat life 30^®
■定期的な健康診断の習慣化

7歳以上の猫は、半年に1回の健康診断が理想的とされています。
血液検査・尿検査・血圧測定・エコー検査などを組み合わせることで、腎臓や心臓の異常を早期に発見できます。
猫も年齢とともに、体の機能が少しずつ変化していきます。「ちょっとした変化」に気づくことが、健康を守る第一歩。毎日の観察と、年齢に応じたケアを取り入れて、かけがえのない存在である猫が、いつまでも元気に過ごせるようにサポートしていきましょう。