こんにちは。
スタッフのマエダです。

徐々に秋らしい日も
増えてきましたね。

週末は
ちょっと肌寒く感じたので
出かける前にクローゼットを開けて
上着を取り出しました。

このクローゼットには
秋～冬の期間の上着と、
何かあった時に必要な
書類くらいしか入れていないので
久しぶりに開扉。

すると、
この、いつもは開かない扉が開いたことに
テンションMAXで盛り上がる男が。

そう、それはゴロー。

上着を出すために
クローゼットを開けて

“あのジャケット
　どこにかかってるかな？”

なんて
探していた時。

何やら
足元からササッと
クローゼットに入り込んだ気配を
感じました。

“・・・入ったな。”

ゴローが私の隙をついて
クローゼットの中に入り込んだのです。

「この世のすべての扉に入って
　冒険したい。」

それが、
好奇心旺盛な猫の
願いではないでしょうか。

そして、
この扉は
普段、開かれることのない扉。

ゴローにとっては
千載一遇のチャンス。

そして、
いつもなら、
ゴローがクローゼットに入る前に

“コラコラー。”

と、しっかり阻止をするのですが。

実は、
この日の前夜、
すごく疲れていたので、
ゴローと遊ばずに寝てしまったのです。

そのことに罪悪感を持っていた
マエダ。

これらの条件が重なり
ゴローは秘密のクローゼットへの侵入に
成功したのです。

ということで
出かけるまでのしばしの間
ゴローにはクローゼットの中で
くつろいでもらったのでした。

しかし、
このことが
後の事件につながることに。

その日
外出から帰宅後、
上着をしまうために、
再びクローゼットを開けて
上着をかけて。

みんなのご飯を
お皿に出して。

“みんなー！
　ご飯の時間だよー！”

と声をかけても
誰も出てこないんです。

晩ご飯のウェットフードを
待ちわびているムーちゃんも
出てこない。

・・・おかしいな？

帰宅時には
ゴローとムーが眠そうな顔をしながら
玄関までお出迎えにやってきて
くれました。

それから、
着替えているときも
そばでソワソワしてて・・・。

上着をしまおうと
クローゼットをあけて・・・！！！

＼ クローゼット！！ ／

もしかして、と
寝室のクローゼットに意識を向けると
中からガリガリと爪を立てている音と
ニャーという鳴き声が。

間違いない。

大急ぎで
クローゼットを開けると
そこにはゴローと、
さらにはムーちゃんも。

なんと、
いつの間にか2人で
クローゼットに入り込んでいたのです。

“気が付かなくって
　ごめんねぇ～。”

と、しゃがみ込み
ゴロムーに謝罪をすると

「私、悪くないもん！
　悪いのは全部お兄ちゃんだから！」

とばかりに
私の横をササッと
すり抜けてクローゼットから
脱出するムーちゃん。

対して、
瞳をまん丸にして
「ニャン！
　（突然、閉じ込められたので
　　ビックリしたであります！）」

と、訴えてくるゴロー。

自分の不注意を反省しながら、
実はムーちゃんも
クローゼットに入りたかったんだ。

なんて、
ちょっと笑ってしまいました。

こんな小さな扉で
中には、私の上着とか
猫には必要のない書類ぐらいしか
入っていないというのに。

この扉の向こうには
猫がワクワクする冒険が
待っているんですね。

これからも
たまにはクローゼット開放フェアを
開催しようかな。

コートは毛だらけになるかも、
ですが。

猫たちの
ワクワクには
代え難いものがありますからね。