子猫のうちにしっかりしつけたい!噛み癖の正しいしつけ方

子猫のうちにしっかりしつけたい!噛み癖の正しいしつけ方
登場猫紹介

子猫といえども、噛まれると想像以上に痛いものです。可愛いからと言ってそのままにしていると噛み癖がついてしまい、のちのち手に負えなくなってしまうかもしれません。
ここでは、噛み癖の原因と対策方法をケースごとにご紹介します。


歯がかゆい

子猫は生後一か月で乳歯が生えそろい、3か月~6か月で永久歯に生え変わります。この時期の子猫は人間の赤ちゃんと同様に歯がかゆくなり、身近にあるものを噛んでしまいます。歯の生え変わりが完了すると、自然にものを噛む行為も治まります。無理にしつけるのではなく、子猫が噛んでも大丈夫なおもちゃを与えてあげるとよいでしょう。

具体的にどんなおもちゃがおすすめなのでありますか?
フェルトやヘチマとか、子猫の歯や口の中を傷つけないような柔らかい素材でできた
おもちゃがおすすめよ。

力加減がわからない

猫は本来狩りをする動物です。当然子猫も狩猟本能を備えており、母猫や兄弟猫とじゃれ合ってハンティングの技を身につけます。その過程で、お互いを噛み合いながら「噛まれるといたい・噛むと相手が怒る」ということを学び、社会性を身につけていきます。
しかし、ペットショップで売られている子猫たちは、生まれて間もなく親猫から離されて一匹で過ごすことになります。そのような背景から、猫としての社会性や噛む加減を知らずに育った猫たちは噛み癖がついてしまいます。
解決策は複数の猫たちと一緒に飼うことですが、多頭飼いは厳しいという方もいらっしゃると思います。その場合は、一緒に暮らしている人が教えてあげなければなりません。

ゴローは子供のころから妹猫のムーちゃんと暮らしているので、その辺の力加減は心得ているのであります!

直接手で遊んでいませんか?

猫と遊ぶ際、ご自身の手や足を使っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。実はこれこそが、噛み癖の原因であるとも言われています。他にも、幼少期に抱っこしながら指をくわえさせて遊ばせている方も要注意です。
猫は動くものに反応してじゃれつきます。猫じゃらしやねずみのおもちゃがあれば、喜んで飛びつくでしょう。それと同じように私たちが自分の手や指で遊ぶと猫にとって、手は楽しい遊び道具となってしまうのです。
猫の噛み癖の原因の多くが、子猫の時に直に手で遊んできたことによる「人の手=遊ぶ道具」という認識によるものです。子猫と遊ぶ際にはおもちゃを使って遊ぶのがおすすめです。

遊び方に不満を感じている

猫じゃらしなどのおもちゃで機嫌よく遊んでいたのに、突然足に華麗な猫パンチや猫キックをお見舞いされた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。これはおもちゃを上手く「狩り」できずに不満が溜まったことにより、代わりに足に絡みついてくるのだと考えられています。このような行為を防ぐためには、猫がおもちゃに飽きたり、猫のプライドを傷つけたりしないように、楽しく遊んであげてください。

様子を見て、ボクがイライラしそうになったら猫じゃらしを捕まえさせてほしいな。
ボクにだって、プライドがあるんだから。

ひとり遊びを覚えさせる

噛み癖をつけさせないためには、ひとり遊びを教えることも大切です。
ペットショップでは、さまざまなひとり遊び用のおもちゃが販売されています。
手作りのおもちゃもおすすめです。牛乳パックなどに穴を開けてキャットフードを入れたおもちゃを作っておくと、遊びながら食べることができ一石二鳥です。
もし一匹でお留守番が多い猫であれば、このようにひとり遊びができるような工夫をすることはとても重要です。

猫はお留守番が得意って言われているけど、中には人が帰ってきたときに
構ってほしいからって、飛びかかってしまう場合もあるあるから、ひとり遊び用の
おもちゃがあるといいと思うわ。

頑固な噛み癖を直すには

まずは、噛みついてきたらそこで遊びを一旦止めましょう。噛まれた際には悲鳴を上げたり騒いだりせずに、「ダメ」などの名前以外の言葉で根気よく叱ります。もし顔を背けたら、猫を置いて見えない場所へ移動してください。20分経ったら猫はなぜ叱られているのかを忘れてしまいます。そのため叱った後は20分以上経ってから、遊びを再開したりご飯を与えたりするようにしてください。
噛み癖を直すためには「噛んだら遊んでもらえなくなる」ということをしっかり覚えてもらうしかありません。心が痛むこともあるかと思いますが、根気よく取り組みましょう。」

だけど、ゴローはいまだに興奮するとついつい噛んでしまうのであります。それは、ゴローが甘えられる人に甘えている愛情表現だと思って、たまには広い心で受け止めることも忘れないで欲しいであります!

おわりに

猫の噛み癖について、その原因と対策をご紹介しました。子猫と遊ぶときは、おもちゃを使って楽しくコミュニケーションをとりましょう。

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