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2018.10.30

スタッフブログ★2018.10.30「転じてナナのナイスプレー」

スタッフブログ★2018.10.30「転じてナナのナイスプレー」

こんにちは、
スタッフのマエダです。

我が家のリビングで
おしっこをするようになったナナ。

ナナの行動に
私は頭を抱えるばかりでしたが、
この一見、困った習性が
思わぬ方向に転じることに。


それはナナがリビングで
おしっこをするようになってから
数か月たったある日のこと。

これまで
ナナのために用意したトイレは
ゴローも使用することもあり
分かりづらかったナナの
トイレの頻度や量。

しかし、
ナナがリビングのど真ん中で
オシッコをするようになったことで
ナナのオシッコの頻度が
正しくカウントできるように
なりました。

その結果、
ナナのオシッコの頻度が
このところ増えていることに
気が付いたのです。

多飲多尿は腎臓病の初期のサイン。

かかりつけの獣医師の先生に相談し、
おしっこ ⇒ 血液、と検査を重ねた結果、
どうやら腎臓の状態を表す
「クレアチニン」の数値が
若干、高いとのこと。


しかし、
ごく初期の段階だと
クレアチニンの数値だけでは
どの程度、腎臓がダメージを
受けているのか分かりずらい。

とのことで、
加えてエコー検査と
新しい「SDMA」という検査を受けることに。
(「SDMA」は採血で行うことが
 できます。)


その結果、
ナナはごく初期の腎臓病との
診断でした。


(「SDMA」検査では
 猫では平均17ヶ月早く
 慢性腎臓病を検出できると
 いわれています。)

先生から
今後の治療についてなど説明を受け、
キャリーバッグに入れたナナを
前に抱っこして一緒に帰路に。

いつもは
帰り道はバッグの中で丸くなるナナ。

だけど、
この日はバッグの中にちょこんと座り
体を伸ばして目を真ん丸にして
バッグの網目部分から外の様子を
興味深そうに観察して
楽しんでいる様子でした。


その姿が
いつも以上にかわいかったです。


腎臓病は食事を制限することで
腎臓の機能を維持することが
可能です。

そして、最近では、
腎臓病の進行を遅らせる新薬も
登場しているとのこと!
(うれしいです。)


それにしても
ナナがリビングで
おしっこをするようになったことで
ごく初期の段階で発見できたのですから
ナナの神がかり的なナイスプレーに
心から感謝です。

私たちと出会う前は
どこでどんな生活をしていたのか、
さっぱりわからぬナナさん。

これからは
マエダおばちゃんがそばにいるから
大丈夫だよ!