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2020.05.28

猫の体の老化との関係とは?活性酸素の働きを知ろう

猫の体の老化との関係とは?活性酸素の働きを知ろう

一緒に暮らしている猫にはいつまでも若々しく健康的に過ごしてほしい。しかし避けて通ることができないのが、年齢を重ねたことに伴う老化です。いつまでも可愛い猫にも、老化は体調の変化にも影響します。

年齢を重ねても元気でいてもらうためには、体の老化の仕組みを知っておくことが大切です。本日は、老化と深く関係している活性酸素と細胞の関係、そして食事からできるエイジングケアについてご紹介していきます。

活性酸素っていったい何?

活性酸素はストレスを感じた時や紫外線を浴びたことで体内で増える物質で、健康的な細胞を傷つけてしまうことが知られています。ちょっと困った存在、というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

猫の体はたくさんの細胞が組み合わさってできています。この細胞たちは、常に新しいものが作られ、古いものと入れ替わることで維持されています。
この細胞の入れ替わりを「新陳代謝」と呼んだりしますよね。
古い細胞から新しい細胞に入れ替わる際に活性酸素は活用されるほか、免疫系として体内に侵入したウイルスとの戦いでも活躍します。体内にとっては一定数の活性酸素は必要な存在です。

健康維持のためにも必要な活性酸素は、本来であれば体内で調整が行われ、適切に働けるようにコントロールされています。
活性酸素が増えすぎてしまい、健康的な細胞まで傷つけて老化を進めてしまいそうなときには、体に本来備わっているコントロール機能が働くことで、それを防いだり活性酸素を減らすなどされています。

しかし、年齢を重ねることによって新しい細胞を作る力は徐々に低下し、また活性酸素の数をコントロールする機能も低下していきます。そのため、老化に伴ってさまざまな機能が低下してくると、活性酸素が体内に増えすぎてしまい、細胞の老化がより進みやすくなると考えられているのです。新しい細胞の再合成が間に合わず、傷ついたままの細胞がそのままになってしまう時間が長くなる、ということですね。
また、強いストレスや強い紫外線を長時間浴びた時も同様で、活性酸素が増えすぎてしまうので、注意したいところです。

猫の体調管理と活性酸素

では、そんな活性酸素とうまく付き合っていくには、どのような工夫が必要なのでしょうか。

◆活性酸素によるダメージを軽減する「抗酸化成分」を取り入れる

増えてしまった活性酸素を減らしたり、細胞が受けるダメージを軽減する成分を「抗酸化成分」と呼びます。活性酸素によるエイジングケアには、これらの抗酸化力を上手く食事などに取り入れることがポイントになります。

食べものからの摂取できる抗酸化物質は、ビタミンC、ビタミンE、カロテノイド、ポリフェノール、アスタキサンチン、カテキンなどがあります。
ポリフェノールは、ブルーベリーなどベリー系フルーツに含まれるアントシアニンや緑茶のカテキンが、カロテノイドは、緑黄色野菜やフルーツなど多くの食品に含まれるβカロテン、トマトのリコピン、サーモン・ます、甲殻類がもつアスタキサンチンなどが知られています。

体内で作られる抗酸化酵素とこれらの抗酸化物質がバランスよく働いている状態であれば、活性酸素が細胞を傷つけることを防いでくれます。

純粋な肉食動物である猫には、抗酸化力をサポートするサプリメントを上手く取り入れるのがおすすめです。植物由来、動物由来などのさまざまな抗酸化成分を手軽に摂取できます。

 

◆活性酸素を増やしすぎない

そのほかには、活性酸素が増えすぎてしまうような状況を避けるという工夫もできるかもしれません。
室内で暮らしている猫の場合は、活性酸素が増える原因となる強すぎる紫外線を長時間浴びることはあまりないと思います。その代わり、猫たちの場合はストレスに注意が必要です。ストレスを感じている状態が長く続くと、活性酸素は増えやすくなります。
環境の変化などに敏感な猫も多く、引っ越しや家族が増えたなど、大きな変化があった場合には猫もストレスを感じている可能性があります。
上手く猫たちのストレスを減らせるよう、基本的なことですが、遊びを取り入れたり、猫が静かに休める環境づくりを行うなど、ストレス発散できるように環境を見直してみるのもいいかもしれません。

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おわりに

今回は猫の老化と活性酸素、そして抗酸化成分の関係についてご紹介しました。猫たちにとって避けて通ることはできない老化ですが、上手く抗酸化成分を取り入れることで老化による影響を少しでも減らすことができるかもしれません。
活性酸素が過剰になっている状態は、猫たちの老化を進めてしまうひとつの原因となります。ただ、活性酸素を減らせばよいというものではなく、適切に働くようにすることが健康維持には大切です。活性酸素の持っている役割を踏まえて、うまくサプリメントなどを取り入れながら健康管理に役立てていただければと思います。

DOG's TALK

活性酸素は白内障とも関係があるとされています。強い紫外線を長時間浴びたことで、目の中の水晶体が酸化してしまい、白く濁りそのままになってしまうことで白内障が進んでしまうためです。室内で過ごす猫たちは直射日光を受けることはあまりないと思いますが、やはり気を付けたいところ。そのほかにも、皮膚のカサつきなどにもつながるので、これから紫外線が強くなる夏に向けて、気を付けたいポイントの一つですね。