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2026.08.20
猫の知能にまつわる7つの噂。どこまで本当?[#猫研究所]
猫は不思議な動物です。名前を呼べば振り向くこともあれば、まるで聞こえていないような顔をすることもあります。
そんな姿を見ていると「本当は賢いの?」「人の言葉は理解しているの?」「犬より頭がいいの?」など、さまざまな疑問が浮かんできます。
今回は、猫の知能にまつわる7つの噂をゴロ研メンバーと一緒に検証してみましょう。

噂① 猫の知能は3歳児レベル → △
よく耳にするのが「猫の知能は人間の2〜3歳児程度」という話。ただし、これは知能をそのまま年齢に置き換えたものではありません。
猫は、
・名前を認識する
・簡単なルールを覚える
・経験から学習する
・問題解決を試みる
といった能力を持っています。
一方で、人間の子どものように言語や社会性を発達させるわけではありません。
そのため、「3歳児レベル」と断言するのは難しく、あくまでも一部の能力を比較した目安と考えるのがよさそうです。


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ゴロー
ボクちんは40歳くらいであります!働き盛りのビジネスマンレベルの知識を有しているのであります!

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ランラン先生
しょっぱなから、とんでもないウソをつきますね。
噂② 猫は自分の名前を理解している → ○
これはかなり本当です。研究では、猫が複数の言葉の中から自分の名前に反応することが確認されています。
つまり、「聞こえていない」のではなく、「聞こえているけど行かない」場合があるということ。
犬のように呼ばれたら必ず走ってくるわけではありませんが、名前そのものは理解している可能性が高いと考えられています。


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ムー
呼ばれたのは分かってる。

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ナナ
でも今は眠いから行かないだけ。

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ランラン先生
実に、猫らしい判断ですね。
噂③ 猫は人間の言葉を覚えられる → ○
猫は言葉の意味をある程度学習できます。
例えば、
・ごはん
・おやつ
・おもちゃ
・病院
など、日常的に繰り返される単語は覚えやすいとされています。
もちろん文章を理解するわけではありません。しかし「この音の後には良いことが起きる」 「この言葉の後には嫌なことが起きる」という関連付けは非常に得意です。
病院へ行く日に「病院」という言葉を聞いただけで姿を消す猫も珍しくありません。


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クリ
病院って聞こえたらベッドの下に籠城するもんね。

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王子
戦略的撤退なのだ。
噂④ 猫は人の感情を読み取れる → △〜○
猫は表情を細かく読むというより、声のトーン 行動 雰囲気などを敏感に察知します。
そのため、落ち込んでいる時に寄り添う 怒っている時は距離を取る、といった行動を見せることがあります。
これは人間の感情そのものを理解しているというより「いつもと違う様子」を感じ取っていると考えられています。
長く一緒に暮らしている猫ほど、その変化に敏感になる傾向があります。


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ナナ
今日は元気ないみたい?

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ムー
じゃあ隣で寝てあげる。

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ゴロー
ボクちんは噛みついてあげるであります!
噂⑤ 猫は嫌がらせでイタズラをする → ×
これは誤解です。
ティッシュを散らかしたり、物を落としたりすると「わざとやってる?」と疑いたくなることも。しかし、猫は基本的に嫌がらせをするために行動するわけではありません。
多くの場合は、
・好奇心
・退屈
・遊びたい
・注目してほしい
といった理由があります。
また、反応してもらうことで学習し「これをすると人が来る」と覚えてしまうこともあります。


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ゴロー
棚の上の物が落ちるか確認していただけであります。

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ランラン先生
それをイタズラと言うのです。
噂⑥ 猫は記憶力が良い → ○
猫は意外と記憶力の良い動物です。
特に、
・危険だった経験
・安心できた場所
・好きな食べ物
・人との関わり
など、生きる上で重要な情報は長く覚えています。子猫の頃に経験したことが、成猫になってからの行動に影響することも少なくありません。
反対に、重要ではない情報はあまり記憶しません。猫は限られたエネルギーを効率的に使う動物だからです。


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王子
好きなおやつの保管場所は忘れないのだ。

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クリ
その能力はみんな高いよね。
噂⑦ 猫は犬より頭が悪い → ×
これは比較の仕方によります。犬は人間と協力して行動する能力に優れており、指示を理解して従うことが得意です。
一方、猫は単独で狩りをして生きてきた動物。
そのため、
・自分で判断する
・状況を観察する
・効率よく行動する
ことに長けています。
つまり、犬は「協力型の知能」。猫は「自立型の知能」と言えるでしょう。
犬の方が賢い、猫の方が賢いという単純な話ではありません。進化の過程で身につけた能力が違うだけなのです。


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ランラン先生
自分で判断しているんです、

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ゴロー
その通りであります!
まとめ|猫の知能は「従う力」ではなく「生きる力」
猫の知能にまつわる噂を見ていくと、多くは半分本当で半分誤解であることが分かります。
猫は犬のように指示に従うことを得意としていません。しかし、自分で考え、経験から学び、環境の変化を察知する優れた能力を持っています。
猫の賢さは、人間に従う能力ではなく、自分らしく生き抜くための能力。
そう考えると、名前を呼んでも来ない日があるのも、棚の上からじっとこちらを観察しているのも、猫なりの知性の表れなのかもしれません。

