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2018.09.14

トンキベースさんの初恋の猫

トンキベースさんの初恋の猫

“覚悟を決めてミャミャを保護して良かった!”

初恋の子の前に。一緒に暮らしている猫のことを教えてください

ミャミャ(推定1歳のメス)
去年のお盆明けの雨が降って湿気寒いある夜に、うちの物置の下から仔猫の鳴き声が聞こえたので覗いたら、まだとっても小さくて痩せ細ったミャミャがいました。
とても警戒していたのでそっとしておいたら、朝にはどこかに行ってしまいましたが、次の夜も同じ場所にいたので、無塩ノンオイルのツナ缶と牛乳で誘って保護しました。
警察で拾得物の手続きをし、期間内に誰か引き取りに来たらお返しするけど、期間が切れても何も無かったら我が家で飼うということで警察で1泊してうちに来ました。その後、何の連絡も無かったので正式に我が家のミャミャになりました。
今はすっかり家猫で、水回りキッチン以外は自由に行き来出来るようにしています。窓から外を観るのが大好きで、毎日、窓際巡りをしては気に入った場所で爆睡し、たまにニャーって鳴きながら足元に来てナデナデのおねだりに来ます。
とても穏やかでおっとりした女の子で、結構な甘えん坊の寂しがり屋なのでよくトイレやお風呂で出待ち猫になっています。

猫のことを大切に思うきっかけとなった、猫への初恋を教えてください

いま一緒にいるミャミャが初恋です。
今まで人生の半分ずっと犬とシマリスを飼っていました。特に家族がかなりの犬派で、猫はあちこちを引っ掻くのと気まぐれな性質が扱いづらそうなイメージがあって正直苦手でした。
でも実際飼ってみると面白いですね(笑)食事や寝場所のこだわりにかなりの翻弄されていますが、意外な素顔を暴くようで楽しんでいます。確かに気ままですが、上手に素直に自分の気持ちを表現できないタイプとして観察していると、独りで猫クイズをしているようで楽しいです。
犬は飼い主にとても従順でしつけや芸を色々覚えてくれますが、猫はそんなわけにはいきません。でも犬よりトイレトレーニングが楽なところがあったり、呼ぶとニャーと返事しながら来てくれたり…犬よりも色々な顔があり、行動や嗜好が色々新たな発見を見せてくれるので、毎日ミャミャとパズルゲームをしているようで、すっかり猫の虜です(笑)
そして程よい距離感を保つ猫の性質が常に一緒の犬とは違って心地よいです。
気ままで自分以外の存在との距離感を保つ性質だからなのか、年齢や上下関係という言葉とは無縁の同じ立場の心許せる家族って感覚ですね。食わず嫌いにならずに覚悟を決めてミャミャを保護して良かった!…出会いに心から感謝です。