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2018.11.30

ほうじ茶さんの初恋の猫

ほうじ茶さんの初恋の猫

“2階の窓へと身軽に帰っていく姿を見て、「なんてカッコイイ!!」と思い、動物の中では猫が一番好きになったんだと思います。”

初恋の子の前に。一緒に暮らしている猫のことを教えてください。

いま一緒に暮らしている猫は日本猫の「なな」。

産まれて1~2ヶ月頃の時にカラスに襲われていたところを保護しました。
皮膚は傷だらけで前足1本は折れて曲がっていました。
折れた前足に割り箸で添え木をしながら病院へ行ったのは17年前。
保護したときはガリガリだったのに、今ではぽっちゃりなおばあちゃん猫です。

背骨の数が産まれつき1本無いとかで、若いころから
あまり高いところへは登らず、今まで飼った猫の中で一番大人しい子です。

夏は庭に出て、冷たい土の上やクローバーの群生の上で寝転び、
冬はコタツで丸くなり、のんびり暮らしています。

おばあちゃんでも毎朝起こしに来てご飯をねだるのは忘れません。
このまま20歳まで頑張るつもりです。

猫のことを大切に思うきっかけとなった、猫への初恋を教えてください

幼い時から動物が好きでしたが、小学校1年生ぐらいの時に隣のお家に来た白黒の猫がたぶん初恋。

隣の家からひょこっと我が家に遊びに来て、ふすまを器用に開けたり、父のヒザの上でくつろいでいたり「何!?この子?私の家なんだけど!」という存在でした。

あるとき、夜に私の家から木や屋根伝いに隣の家(猫の本当の家)の2階の窓へと身軽に帰っていく姿を見て、「なんてカッコイイ!!」と思ってから、動物の中では猫が一番好きになったんだと思います。
忍者みたいって。
それからは、その子の後をついてまわって行動を真似たり寝てるのにちょっかい出して怒られたりしてました。
中学年で引越ししてしまい、白黒ちゃんとは離れてしまいましたが、その後、引越し先でも迷い子猫が家に入ってきたりと何かしら縁があり、それからずっと、我が家には猫が必ずいます。